
これは、昔のジョジョをノベライズしてツッコミや感想を書いたコーナーです。
これから荒木先生に励ましのお便りを送るときは
ウルジャン編集部に送るべきなのか思案中。
つかアンケートはあるの?
18巻第1話
恋人 その4
バシバシバシバシ
イバラのからみついたTV
画面にはジョセフの脳断面図が映し出されている
「ジョースターさん 敵のスタンド『恋人(ラヴァーズ)』は体内の神経の出発点 脳幹と呼ばれるところにいますね」
断面図の中心部を指さして花京院が説明する
あせるジョセフ
「ぼくとポルナレフは耳の奥から静脈へ入って血管を泳いで脳幹へ向かいます」
電気屋の店先にはりついている花京院、ポルナレフ、ジョセフの3人
「ポルナレフ 血管の壁に穴をあけてくれ」
花京院が言う
「お・・・・・おい ちょっと待て!スタンドなんじゃろ・・・それくらいすりぬけていけないのか?」
あせってジョセフが聞く
「もう この大きさじゃあだめです 血管の壁が厚すぎます 実際はミクロレベルのごく小さい穴をあけるのですから心配いりませんよ 今の我々がもし血管や神経を切断するとしたら何分もかかkってしまいます じゃなきゃ敵スタンドがとっくに切ってますよ・・・・・・もっとも もうやり始めているかもしれませんがね」
ブアオオオオオ
巨大な血管に虫のようにとりついているハイエロファントとチャリオッツ
「小さいスタンドでいるってけっこう疲れるぜ こいつは相当のスタンドパワーが必要だ」
花京院とポルナレフはジョセフの体内で自分たちのスタンドを通して会話している
「あけるぜ!」
スパッスパッスパッスパッ
チャリオッツの剣が閃き血管を切る
ブアオオオオオ
血管から吹き出る血
「OH!MY!GOD!き・・・・・・気分が悪くなってきた」
青ざめるジョセフ
シュコオオオ
血管の中を血球と泳ぐスタンドたち
一方承太郎とスティーリー・ダンは
「おい承太郎」
街角でスティーリー・ダンが承太郎に言う
「背中がかゆい かけ」
背中を指さすスティーリー・ダン
「・・・・・・・・」
承太郎は黙っているがスティーリー・ダンの背中をかいてやる
「ン」
ポリポリポリ
気持ち良さそうなスティーリー・ダンの表情
「ん もうちょい下だ もっと下・・・・・・ん よしそこだ ツメを立てるなよ」
「おお おおおおおおおおお」
その頃ジョセフは異様な感覚を感じ声を上げる
「ジョースターさん?」
花京院が心配して声をかける
「おおおっ おおっ」
声を上げ続けるジョセフにポルナレフが聞く
「おいどうした」
「せ・・・背中をくすぐられる感覚がするんじゃ こ・・・これじゃスタンドに集中できん おおっ」
震えながら答えるジョセフ
「おっ おおおおおお------!!」
大声を上げるジョセフ
「あっ」
あせる花京院たち
「おわっ おわっ のわっ ぐのわっ〜〜〜〜〜」
叫び続けるジョセフと恥ずかしがるポルナレフたち
『ジョースターさん 声を出すな!人が見ているぞ!みんなにバカだと思われる』
心の中でジョセフに注意するポルナレフ
「だっ 出したくて出しとるんじゃあないわいッ!」
あせるジョセフ
しかし声は止まらない
「うおっ のオオーッ」
「花京院 そのテレビ買えッ!人混みをさけようぜ」
ポルナレフが言う
ヒソヒソヒソヒソ
人々がささやく
「気の毒にヒソヒソ」
「お金めぐんでやろう」
チャリーンチャリーン
お金を投げる人
「大変じゃのォヒソヒソ あーゆー年寄りが身内にいると・・・・・・」
ガヤガヤヒソヒソ
その頃承太郎たちは
「・・・・・・・・・!」
何か考え込んでいたスティーリー・ダンがハッとする
承太郎の表情
ピクッピクッ
スティーリー・ダンの顔がひきつる
『ム〜〜〜〜〜〜っ 花京院の「教皇」とポルナレフの「戦車」・・・なんと小さくなってジョースターの体内に侵入しているとは・・・わたしと戦う気が見える・・・・・・血管の壁から わたしの『恋人(ラヴァーズ)』のいる脳幹に出てくるところが・・・・・フン!』
頭の中で思考をめぐらせるスティーリー・ダン
承太郎は無表情で立っている
ゴゴゴゴゴ
TVを買って人通りの無い場所に移動する花京院たち
血管を突き破るチャリオッツの手
ギャア--------ス
出て来たところにはイキナリ巨大ミミズの群体が!
「ううっ」
「こ・・・これはッ!」
シュパシュパシパッシパッシュパ
目前にうねる触手
シュパシュパ
「この触手は肉の芽だ!脳幹についてみれば肉の芽がもうこんなに生長しているぜッ!ちくしょうッ!」
叫ぶチャリオッツ
ウジュルウジュルウジュル
地面に座り込んで土を掘り返しているような恋人(ラヴァーズ)
「マギーッ」
口からツバを飛ばして叫ぶ恋人(ラヴァーズ)
「ヤツだッ!」
チャリオッツが叫ぶ
「ハアァアアアア---」
バチン
バチンバチン
恋人(ラヴァーズ)は手のハサミで足元の肉を切り刻んでいる
グチュグチュグチュ
それをこねまわす恋人(ラヴァーズ)
「ムギーッ」
「み・・・見ろッ!ジョースターさんのあのハサミのような手でネンドをこねるよーにドロドロにして肉の芽の根のエサにしている!やつを倒して早いとこあの根を全部ひっこぬかないと脳を食い破るほどに生長してしまう!」
ハイエロファントが叫ぶ
「よぉ〜し おれにまかせろ 切り刻んでやるぜ」
ズイ
チャリオッツが前に出て剣を構える
ズラァ
ピシイッ
剣先を恋人(ラヴァーズ)に向けるチャリオッツ
微動だにしない恋人(ラヴァーズ)
「いや 切り刻むんじゃねえ すりけずってやるぜ ダイコンおろすよーになあ----っ!!」
ドジャバババ
襲いかかるチャリオッツ
ピュン
恋人(ラヴァーズ)の頭部を切りつけたチャリオッツ
しかし恋人(ラヴァーズ)は首をすくめ、両手のハサミをチャリオッツに向けてくる
ゴッ
「ヌア!」
サッ
剣を出したチャリオッツ
ギャリイイン
剣とハサミがぶつかる
ブン!
ハサムを振り回す恋人(ラヴァーズ)
「野郎ッ!」
叫ぶチャリオッツ
ヒザ蹴りを恋人(ラヴァーズ)のわき腹に食らわす
ドボオッ
ヨロヨロ
よろける恋人(ラヴァーズ)
ズババアーッ
恋人(ラヴァーズ)の頭を剣で切りつけたチャリオッツ
「やったッ!」
叫ぶハイエロファント
クルクル
チャリオッツは恋人(ラヴァーズ)のところから回転して飛び下がる
「い・・・いや あさい!」
スタッ
「野郎なかなかの素早さだぜ花京院 だがヤツの動きはもう見切ったぜ あの動きじゃこのポルナレフの敵じゃあないぜ」
「ポルナレフ おまえ誰と話している!?」
突然向こうからやってくるハイエロファント
バッ
振り返ると後ろにも前にもハイエロファントが居る
「!?」
おどろくチャリオッツ
「え?え・・・」
キョロキョロするチャリオッツ
「ポルナレフ そいつはぼくじゃあないッ!」
ハイエロファントが叫ぶ
「切ったのもスタンドじゃあないッ!型がくずれていく!」
ドログニョグニョ
とろける恋人(ラヴァーズ)
グニョグニョ
そして目の前のハイエロファントも溶けていく
「なにィ-------ッ」
叫ぶチャリオッツ
「『恋人(ラヴァーズ)』はオレだッ!」
バキューン
溶けかけたハイエロファントの手からハサミが出てチャリオッツの腹を攻撃する!
ブッ
外に居るポルナレフが口から血を吐く
「うごぉぉおあぁぁっ」
ガハァッ
吐血するポルナレフ
「だ ・・・ましやがっ・・・」
「ポルナレフッ!」
叫ぶ花京院
「ポッ ポルナレフッ!!」
叫ぶジョセフ
ウジュルウジュルウジュル
ハイエロファントが溶けて下から恋人(ラヴァーズ)が現れる
ウジュルウジュルウジュルウジュル
「身にまとってたんだ!細胞を!ジョースターさんの脳細胞を!やつがドロドロにこねていた細胞は身にまとってぼくの『教皇(ハイエロファント)』に化けるためのものだったんだッ!そしてやっつけたのは同じく細胞を変形させたダミーだ!」
ハイエロファントが叫ぶ
「まんまとだまされおったな このバカタレどもがァーッ」
マギィーッ
叫ぶ恋人(ラヴァーズ)
ガァーン
衝撃を受けるジョセフたち
「フハハハハハハ!!」
笑うスティーリー・ダン
「ほれッなにやってんだッ--------ッ?」
ドガアッ
クツで承太郎の顔を蹴り上げるスティーリー・ダン
「しっかりクツみがきしろ承太郎ッ!」
自分のクツを見せながらスティーリー・ダンが言う
「わたしは今すごーく機げんがいいッ!わたしの今の気分と同じくらい晴れた空がクッキリ映りこむぐらいピッカピカにみがいてもらおーかな」
カリカリ
しかし承太郎は向こうを向いて何か手帳に書き付けている
それに気づくスティーリー・ダン
バッ
「こらあきさま!何 書きこんでいる!?」
承太郎から手帳を取り上げるスティーリー・ダン
そこには承太郎のメモが。
背中をかかされた
クツみがきをさせられ
蹴りを入れられた
ハラを殴(その先は見えない)
石で殴られた
サイフを盗られた
時計を盗られた
ドブ川の橋にされさんざ足で踏ま(ここから先は読めない)
「おまえにかしてるツケさ 必ず払ってもらうぜ・・・・・・忘れっぽいんでな メモってたんだ」
承太郎の言葉にあせるスティーリー・ダン
パン
しかしスティーリー・ダンは承太郎の頬を叩く
《つづく》
出ました承太郎の根の暗さ!
あまりしゃべる男もどうかと思いますが、しゃべらないというのも何考えているかわかんなくて気味悪いですよね。
で、承太郎が何を考えていたかというと『復讐』です。
そりゃまあ、あんだけ傷めつけられたら恨みもわくでしょうが、さかのぼって全部思い出してメモに書いておくという行動がものっそい陰険。
これが2部ジョセフなんかだったらなんかされるたびに「チクショー!あとでぜってー仕返ししてやるう!!」とか「倍にして返してやるぜ!!」とか
イチイチうるさかったと思うんですが、承太郎は暗いですね〜
「忘れっぽいんでメモってた」というとなんか、忘れっぽいという荒木先生を思い出すんですが
荒木先生もいろいろイヤな事が有ったらメモしておくんでしょうか
私もすごく忘れっぽいんですがイヤなことはすぐ忘れたいと思うんですけどねえ・・・
まあ怒りや恨みのエネルギーはすごいので、それをパワーにして作品を描いたりも出来るんでしょうね(フォロー)
それはともかく小さくなったスタンドで「ミクロの決死圏」やってますが
知ってますか?小さくなって病気を治すSF映画です。
小さくなって体内に入るネタは他にもいろいろマンガになってたりしますねえ
でもってオチが、ギャグマンガの場合たいてい「WCで元の大きさに戻る」だったりして。
トイレネタ得意なポルナレフのことです、きっとやってくれるでしょう。
恋人(ラヴァーズ)の能力はけっこうたいしたモンですね。
チャリオッツの剣をハサミで受けてるし、知らない間に入れ替わっているし
スピードと変身の忍者型スタンドってとこでしょうか
頑張ってるチャリオッツに対して、解説役というかガイド役に徹してる花京院のハイエロファントは
このあと活躍してくれるんでしょうかねえ
面白かったのは、くすぐったがりやのジョセフがボケ老人と間違われているところですが
本人は恥ずかしがるどころじゃなく悶えまくっているのが可笑しいです。
肉の芽なんて植えなくても、こうやってずっといたぶるだけで面白そうですね
承太郎や花京院にも肉の芽植えて、誰が一番ガマンできるかなんて。
承太郎が悶えるところを見てみたい。(やめい)
それではまた来週もこのコーナーの続きをやります
ウルジャンでSBRが再開されるまであと1ヶ月と12日。
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!