これは、昔のジョジョをノベライズしてツッコミや感想を書いたコーナーです。

とうとうスティール・ボール・ランがウルジャンに移っちゃいました。
次号から2nd.STAGE再開・・・まだ何ページ連載かわかんないみたいですが
1ヶ月は長いということで残りの週はこの「栄光のジョジョ」をお楽しみください。
温故知新。昔のジョジョを読み返せば新しい発見がある!スティール・ボール・ランにも生かされているネタがある・・・
ってそれ、一回やって荒木先生が忘れていたネタでは?

ウルトラジャンプにはアンケートはありません。
だけどそれで「打ち切りは無いのだ」と胸をなでおろしてもいられませんねえ
やっぱしコミックスの売り上げとか、ファンレターの数とか、プレゼントの応募数なんかが
人気のバロメーターになるんじゃあないでしょうか?
というわけで買うのは恥ずかしいと言いつつも買ってプレゼントに応募せねば。
次回のウルジャンの表紙もまたスティール・ボール・ラン・・・だよねえ?
問題はその次の号を買う時だな。

18巻第3話
恋人 その6
「ギニ・・」
額から流した血を凝視して悲鳴を上げるスティーリー・ダン。
「ヤアアァーッ」
ズババババババ
ものすごい勢いで穴を掘る恋人(ラヴァーズ)
「もうかなわないと思って血管にもぐり込んだぞ!逃げる気だ!!」
チャリオッツが叫ぶ
「ジョースターさんの脳から脱出する気だなッ!」
ハイエロファントが叫ぶ
バババババ
血を噴出させて血管の壁にもぐり込んだ恋人(ラヴァーズ)
「え?出ていくのか」
ホッとした顔のジョセフ
「やったァ!そいつはよかったぜッ!」
ポルナレフが言う
「うむ・・・・・・」
花京院は浮かない顔をしている
「は!い・・・いや しかし!わしの脳を出ていくということは」
ジョセフが気づく
「本体の鋼入(スティーリー)のダンのところに・・・・・・・」
そう言った瞬間、ジョセフの耳からは小さな恋人(ラヴァーズ)が飛び出て飛んでいった
ドギャアァーン
飛ぶ恋人(ラヴァーズ)
それを見送るポルナレフたち
「やつのスタンドがもどっていくぞッ!」
シュゴーオッ
もう遠くに行って見えなくなる恋人(ラヴァーズ)
「まずい 承太郎はそれを知らないッ!」
花京院が叫ぶ

その頃承太郎は
「ハァ〜 ハァ〜 ハァ〜ハァ〜」
息使いの激しいスティーリー・ダン
黙ってそれを見ている承太郎
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ズリズリズリ
承太郎から後ずさりをするスティーリー・ダン
「ハァ〜ハァ〜 ハァ〜ハァ〜」
「どうした?なにをあとずさりしている?おれのじいさんの方では何が起こっているのか話してくれないのか」
わずかに微笑む承太郎
クルッ
方向を変えて逃げようとするスティーリー・ダン
ガシィッ
その髪をつかむ承太郎
「おいおいおい・・・・・・・・何をあわてている?どこへ行こうってんだ まさか おめ〜〜〜」
ワタワタともがくスティーリー・ダンに向かってスゴむ承太郎
「逃げようとしたんじゃあねーだろーな----- いまさらよ」
「ヒイイィィィイーッ ゆっ ゆっ ゆっ」
必死に逃げようとするスティーリー・ダン
ガバァッ
「ゆるしてくださあぁーいッ 承太郎様----ッ」
土下座して謝るスティーリー・ダン
「わたしの負けですッ!改心します ひれ伏します 靴もなめます 悪い事しました」
ヒイィーッ
泣きながら命乞いをするスティーリー・ダン
「いくら殴ってもいいッ!ブッてください!蹴ってください!でも!」
承太郎の足にしがみついて謝るスティーリー・ダンを上から見た絵
「命だけは助けてくださいイイイイイイィいいいい〜 承太郎様〜〜〜〜〜〜〜〜」
ペロペロ
承太郎のクツをなめるスティーリー・ダン
それを冷たい顔で見下ろす承太郎
ギロッ
うつむいたスティーリー・ダンの目つきが変わる
『もうすぐだ!もうすぐでわたしの「恋人(ラヴァーズ)」がもどってくる!この承太郎のアホタレは今 そのことを知らない 今度はてめーの耳から脳に潜入してやるッ!花京院は数百メートルも遠くにいる 見てろ〜〜〜〜死ぬほどの苦しみを味わわせてやるぜ〜〜〜〜』
心の中でつぶやくスティーリー・ダン
シュゴォ------------ッ
はるか遠くから飛んでくる恋人(ラヴァーズ)
『き・・・来たッ!』
スティーリー・ダンの見えるところまで来た恋人(ラヴァーズ)
『来た 来た! 来た!来た!』
恋人(ラヴァーズ)は承太郎の耳に近づく
『今だッ!浸入してやるッ!』
ドギュン
耳に飛び込もうとする恋人(ラヴァーズ)
「おらあ-----ッ!!」
スタープラチナが叫ぶ
ピタッ
スタープラチナは承太郎の耳元で何かを指でつまんだ
「ゲッ!」
それを見て驚くスティーリー・ダン
カシャッ
スタープラチナがつまんだ何かを見ている
カシャッ
だんだんクローズアップされてくる
カシャ!
それは指の間でもがく恋人(ラヴァーズ)
バキッバキッ ボキン
骨の折れるような音
バキバキボキボキ
「ぎにィやああ〜〜〜〜〜〜!!」
体中の骨が折れて悲鳴を上げるスティーリー・ダン
「こんなことたくらんでるんだろーと思ったぜ おれのスタンド『スタープラチナ』の正確さと目の良さを知らねーのか?おめーおれたちのことをよく予習してきたのか?」
承太郎が言う
ドサア
倒れながらスティーリー・ダンが言う
「なっ なっ なにもたくらんでなんかいないよォ〜 おまえの『スタンド』の強さは・・・・・・・・・・・・」
おまえの『スタンド』?おまえ?」
承太郎が聞き返す
「い・・・いえ!あ・・・あなた様の『スタンド』の力と正義は何者よりもすぐれていますですッ!耳から入ろうーなんて考えてるわけないじゃないですか・・・・・・かなわないからもどってきただけですよ〜〜〜〜〜ひィィィ」
泣きながら言うスティーリー・ダン
「み・・・見てくださいッ!今ので腕と足が折れましたッ!もう再起不能ですッ!動けません!!」
座り込むのがやっとのスティーリー・ダン
ビシビシメキミシ
まだスタープラチナは指の間につまんだ恋人(ラヴァーズ)を放さない
「そうだな・・・てめーから受けた今までのつけは・・・・その腕と脚とでつぐない支払ったことにしてやるか・・・もう決しておれたちの前にあらわれたりしないと誓うな」
承太郎の言葉にはいつくばったままスティーリー・ダンが答える
「誓います!!誓います!!獄門島へでも行きます 地の果てへ行ってもう二度ともどって来ません・・・・・」
「うそはいわねーな 今度出会ったら千発そのつらへたたき込むぜ」
承太郎が言う
「いいません 決してうそはいいません」
スティーリー・ダンがそう言うとスタープラチナは恋人(ラヴァーズ)を放してやった
パッ
「消えな」
クルッ
向こうを向いて行ってしまう承太郎
顔を上げたスティーリー・ダンのものすごく悔しそうな顔
その顔は何かたくらんでいるように見える
「承太郎〜〜〜」
チャッ
承太郎を呼びながらナイフを出すスティーリー・ダン
「ぐははははははは-----っバカめェェェ〜〜〜〜〜〜っ そこの女の子を見な!」
承太郎の後姿に向かって叫ぶスティーリー・ダン
承太郎の向こうには子供たちが遊んでいる
その中にお下げ髪の額に髪飾りをはめた少女がいる
「今 その女の子の耳の中にわたしのスタンド『恋人(ラヴァーズ)』が入った!脳へ向かっているッ!動くんじゃねー承太郎ッ!」
背中でスティーリー・ダンの声を聞いている承太郎
「ウクッウクッウククククククク 今からこのナイフで てめーの背中をブツリとつき刺す!てめーにも再起不能になってもらうぜ」
ナイフを振りかざすスティーリー・ダン
「『スタープラチナ』でおれを襲ってみろ!あの女の子は確実に死ぬ お前はあんな幼い子を殺すわけはめーよなあ〜〜〜〜〜うぬあははははははーッ」
笑うスティーリー・ダン
向こうの方で無邪気に遊ぶ少女
フーッ
「やれやれだ・・・」
ため息をつきながら承太郎が振り返る
「いいだろう 突いてみろッ」
承太郎が動いたのでスティーリー・ダンが声を上げる
「あっ!」
ナイフを振りかざしてスゴむスティーリー・ダン
「おい!わからねーのかッ!動くなといったは・・・・・・・・」
そこまで言うと急にスティーリー・ダンの様子がおかしくなる
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はず はず・・・・」
汗をかいているスティーリー・ダン
「・・・・・・・・・え え!?」
あせりだすスティーリー・ダン
「どうした・・・ブツリと突くんじゃあねーのか」
承太郎はそう言うとスティーリー・ダンのナイフを持っている手をとる
「こんな風に!・・・・・・・・・」
クルッ
承太郎はスティーリー・ダンのナイフを持ったままの手を持ってナイフをスティーリー・ダンの方に向けた
サクッ
スティーリー・ダンの手が持つナイフでスティーリー・ダン自身の顔を突き刺させる承太郎
「ギニャーッ」
悲鳴を上げるスティーリー・ダン
「か・・・からだが動かない・・・な なぜ〜〜〜〜〜〜?」
その時少女の耳から入り込んでいた恋人(ラヴァーズ)は
ギシッギシッ
がんじがらめに何か細い糸のようなもので縛られていた
「ゲッ」
もがく恋人(ラヴァーズ)
「なっ なんだ この巻きついているものは!?」
身動きが取れない恋人(ラヴァーズ)
「気づかなかったのか・・・・・・・花京院は『教皇(ハイエロファント)』の触手をおまえのスタンドの足に結びつけたままおまえを逃がしたようだな・・・・・・・凧の糸のようにずーっと向こうからのびてきているのに気づかねーとはよほど無我夢中だったよだな・・・・・・・」
承太郎が言う
あせる恋人(ラヴァーズ)
ビン
触手がピンと張られる
耳から外に出ている触手
ググーン
触手の先がはるか向こうの花京院まで続いているのを見るスティーリー・ダン
「あっ」
手前でたたずむ承太郎
「バッ」
「わっ・・・・・ゆるしてくださ----いッ」
再び土下座して許しを請うスティーリー・ダン
「ゆるしはてめーが殺したエンヤ婆にこいな・・・・・おれたちははじめっからてめーをゆるす気はないのさ」
承太郎が言う
「ディ ディオから前金をもらってる・・・・・・・そっそれをやるよ」
スティーリー・ダンが言う
やれやれ てめー
正真正銘の史上最低な男だぜ・・・・・・
てめーのつけは
「金では払えねーぜッ!」
ドババババババオッ
バババ

スタープラチナの連打(ラッシュ)
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

ものすごい勢いで連打がスティーリー・ダンを直撃する

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

見開き2ページに渡るスタープラチナのオラオララッシュ

「オラアアアアアアアアァァァァァ」
しかし次のページも丸々1ページ使ってのオラオラ
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

ドゴオーン
スティーリー・ダンは吹っ飛んで建物の壁に激突する
「うげっ ぐあっ〜〜〜〜!!」
サラサラサラ
承太郎は何かを手帳に書き付けている
ビッ
そしてそのページを破る
「つけの 領収書だぜ」
それは空条承太郎とサインした紙
バーン
クルッ
承太郎はその紙を捨てて向きを変えて行ってしまう

《つづく》

恐ろしい執念。承太郎の3ページ半オラオラ。
怒りのパワー炸裂・・・なんですが承太郎自身はいつもの通り涼しい表情でスタープラチナだけがハリキってます。
承太郎は「はなっから許す気は無かった」と言ってますが、最初に背を向けたとき
あれはスティーリー・ダンが何かやるだろうと思って
それを誘い出すための演技だったんでしょうか
だとしたら承太郎・・・恐ろしい子!(ガラスの仮面風)
承太郎にはちゃんと花京院の触手が恋人(ラヴァーズ)に付いていたのがわかったんですね。
っていうかそれもスタープラチナで見ていたんでしょうか。恐ろしいスタンド!

スティーリー・ダンの心の声でわかるとおり
スティーリー・ダンは承太郎のコトをナメてましたね。
さっき作戦にハメられてしまった花京院の事は一目置いたようですけど
目の前にいる高校生の承太郎なんか、いくらガラが大きいからと言って
たかが高校生。それに花京院と違ってスタンドもパワー型スタンドだから力しか能がナイんだろうと思い込んでいたようですね。
だけど承太郎はカナリの策士ですよ。まあ時と場合によっては「とにかく全員殴ってみよう」なんて作戦に出ることもありますが。
あの沈着冷静さは激情型のジョナサンにもジョセフにも無いものです。
何を考えているかわかんないところが、承太郎を恐れる人間にとって一番コワイところじゃないかと思います。
まあ今回は承太郎と二人きりになっちゃったのがスティーリー・ダンの敗因だということで。
私が刺客だったらまずお調子者のポルナレフから殺しますねえ・・・仲間割れなんかして一人になりやすいタイプだと思うし。
これを確実に仕留めたら次はちょっとボケかけているジョセフに行きます。なかなかまだまだ油断ならない所がありますからね。
それから承太郎と花京院は一緒にいたら絶妙なチームプレー(何も言わなくてもわかり合えている)←なんか・・・ちょっと・・・
をされてしまいますから、やっぱり一人ずつ始末しますねえ・・・一人で全員を倒すにはチームをバラバラにするしかナイでしょう。
一見バラバラな性格のようで、うまい事お互い補い合っていますからまとまってると倒しにくいです。
なんでDIOの刺客は一人ずつ来るんでしょうか・・・チーム組んで戦ったほうが絶対倒せると思うんですが
やっぱし悪はチームプレーが下手なんでしょうね。手柄の取り合いとか裏切りとかありそうですし。
まあこれからのパターンに期待していきましょう。


それではまた来週もこのコーナーをやります。
お楽しみに〜
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!

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