これは、昔のジョジョをノベライズしてツッコミや感想を書いたコーナーです。

とうとうスティール・ボール・ランがウルジャンに移っちゃいました。
次号から2nd.STAGE再開・・・まだ何ページ連載かわかんないみたいですが
1ヶ月は長いということで残りの週はこの「栄光のジョジョ」をお楽しみください。


ウルトラジャンプにはアンケートはありません。
が、プレゼント応募券に書く項目にはしっかり「面白かった作品」の項目が。
やっぱしそういうところで人気を調査するんだなあ・・・
というわけでプレゼントが欲しくても欲しくなくても毎号出して「スティール・ボール・ラン」を応援することにします。

18巻第5話
太陽 その2
カッ!
バッバッバッバッ
4人はラクダから飛び降りて岩陰に身を伏せる
「な・・・なんてこったッ!ここは裁くのど真ん中だっつーのにッ!あの太陽がスタンドだとォーッ!!」
バン
燃える火の玉のような太陽
砂漠のサソリ
パリパリ
そのサソリが暑さで乾いて粉になってしまう
パリパリパリパリ
ドザッ
倒れるラクダ
「やばいぜ・・・・暑さでラクダが倒れ始めた・・・・・・・・・・・・・」
承太郎が言う
バッ
立ち上がる花京院
「じっとしていてもしょうがないッ!ぼくの『法皇(ハイエロファント)』でさぐりを入れてみるッ!」
「花京院ッ!」
ジョセフがとめる
ドギューン
花京院はハイエロファントを出す
「敵『スタンド』の位置をみるだけです どの程度の距離にいるのかわかれば・・・・・・・・・」
ドギュルオオオオ
ハイエロファントは体を伸ばして太陽に近づく
「本体がどこにいるかわかるかもしれないッ!20m!」
どんどん上に伸びるハイエロファント
「40m 60m 80m」
火の玉に近づくハイエロファント
「100・・・!!」
ハッとする花京院
グオオオオオオ
目の前の火の玉がうなる
「・・・・・・・・・・・!なにかやばい!花京院『法皇(ハイエロファント)』を戻せ!」
叫ぶ承太郎
「なにか仕かけてくるぞッ!」
叫ぶポルナレフ
ゴゴゴ・・・
「その前にエメラルド・・・」
ハイエロファントはエメラルドスプラッシュを出しかける
ドバッ!
突如火の玉がいくつもの光線を飛ばす
「うげッ」
ドバババババ
「うおお」
血を吹いて倒れる花京院
「花京院ッ!」
叫んで花京院にすがるジョセフ
ボゴボゴボゴボゴ
砂漠のあちこちに光線が刺さる
「光線のエネルギーだッ!レーザーのようなッ!」
ポルナレフが叫ぶ
ドバドバドバッ
水筒やラクダの体に穴が開く
「ラクダがッ!」
叫ぶジョセフ
「うおおおおおおおお野郎ッ!」
ポルナレフはチャリオッツを出して光線を剣で受ける
キンキンギャキンキン
「おらあ!」
スタープラチナが飛び出る
ドギューン
「スタープラチナが地面に穴をあけるから中に逃げ込めッ!」
承太郎が叫ぶ
ボッゴオオオオオン
一撃で地面に大穴が開く
カーッ
それでも容赦ない太陽
カアーッ
地面に防空壕のようなものを掘りそこに隠れるジョセフたち
ハアハアハア
荒い息の花京院
「大丈夫か花京院・・・・・・・・・・」
ジョセフが聞く
「ええ・・・・・・・エメラルドスプラッシュを半分だしかけていたのでそれがガードになって軽症ですみました ハアハア・・・・・し・・・しかし・・・それより暑い・・・アタマがどうにかなりそうだ」
ハアハアハアハアハア
「しかし今の攻撃 おそるべき命中度 やはり敵はどこからかこっちを見ているぜ!」
ポルナレフが叫ぶ
ハアハアハアハア
穴の開いた水筒
ハアハアハアハアハア
その上空に狂ったように燃える太陽
ハアハアハアハアハアハアハア
何の変哲も無い砂漠の風景とジョセフたちの息づかい
ハアハアハアハアハアハア
いつまでたっても何の変化も無い
スッ
壕の中から覗く双眼鏡
スーッ
外の様子を見ている双眼鏡
ボゴォ
いきなり双眼鏡は小さな燃える隕石のような光線が当たって壊れる
「Sun of a Bitch!どこにいやがるッ!どーやって こっちを見てやがるんだッ!透明人間かッ!敵本体はッ!」
悔しそうに叫ぶジョセフ
「ウッ クックックックックックッ」
突然隣で花京院が笑い出す」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
呆然とするジョセフ
「クックッフヒヒヒ」
それでも笑う花京院
「フッフッフッフッフッ ホハハハ フフフフ フホホアハハハ」
不気味な顔で笑い続ける花京院
「おい花京院・・・どうした」
ジョセフが聞く
「ハハハハフフフ」
笑い続ける花京院
フハハッ クックックッヒヒヒヒヒケケケケノォホホノォホ」
思いつめたような顔で笑う花京院
「ヘラヘラヘラヘラ アヘアヘアヘ」
「か・・・花京院なにを笑ってるんだ おい花京院気をしっかり持て」
心配そうに声をかけるジョセフ
「だ・・・だいじょうぶか!花京院!?」
「ウヒヒヒ ウハハハハハハ」
ハッとして振り返るジョセフ
今度は承太郎が笑い出した
「じょ・・・承太郎!?お・・・おまえもッ!」
「フハハハハハ」
笑う承太郎と笑う花京院
「ハハハ クックックックッ」
プッ
次はポルナレフが吹き出す
「ウヒヒヒヒヒヒヒ!!ハハハハハハハハーッ!!」
大声で笑うポルナレフに愕然とするジョセフ
「ポ ポルナレフッ おまえまでッ!」
ワハハハハ
ヒヒヒヒ
ウフフ
笑う3人
「ゾォ〜〜」
息を呑むジョセフ
「OH MY GOD!つ・・・ついにみんな暑さのせいでおつむがやられちまったか・・・わ・・・わしだけか冷静なのはッ」
あせってみんなに向かって叫ぶジョセフ
「おい!承太郎 冷静になるんじゃッ!!」
ギャハハハ
それでも爆笑している3人
「気をしっかりもてッ!こんな苦しい時こそ冷静に対処すれば必ず勝機はつかめるはずじゃッ!」
叫ぶジョセフ
「ウク ハハハハハハ 勘ちがいしないでくださいジョースターさん あそこの岩を見てください 人がかくれるほど大きくありませんか?」
マジ顔に戻って花京院が砂漠を指さす
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黙って見るジョセフ
そこには大きな岩がひとつ
「?なんのことだ?」
「こんどは反対側にあるあそこの岩をも見てください」
花京院は反対方向を指さす
そこにも同じような岩
だが形がちょっと違う
その岩はさっきの岩を対称的にしたような形になっている
「?」
よくわからないジョセフ
「まだ気がつきませんか?反対側にあの岩とまったく同じ対称の形をした岩がある 影も逆についている ということは・・・・・・・・・・・」
花京院が説明する横で笑いこけるポルナレフ
「ウヒヒヒヒヒヒハハハハアホらしい」
ガッ
石を拾うスタープラチナ
「オラア!」
それを投げるスタープラチナ
ドギャンj
石はさっきの岩の方向に飛んでいく
ゴシャァァン
「ドギャス!」
砂漠の風景が石で割れる
「あっ!?空間に穴があいたぞッ」
驚くジョセフ
「やれやれ 情けねーじじいだ てめー暑さのせいで注意力がにぶったことにしてやるぜ とても血のつながりがある おれの祖父とは思えねーな」
承太郎がクールに言う
ドン!
急に夜になる砂漠
そこに大きな鏡
「こいつは鏡だ!」
驚くジョセフ
「見てください!鏡の死角のこのメカを!けっこう快適ですよ エアコンまでついてる」
花京院が調べる
「あ〜〜〜〜あ!砂漠の景色をうつしながら鏡の後にかくれて尾行していたとは気づかなかったぜ」
ポルナレフが言う
バァーン
スタープラチナの投げた石が命中してタンコブ出して倒れている小太りの男
「・・・・・・・・・・・えっ」
ハッとするジョセフ
「・・・・・・ということは・・・・こいつもうやっつけちまったってことかァ〜〜?もう終わり?こいつの名前も知らないのに 『太陽』のスタンドはきれいにかたづいたのか〜〜〜〜〜?」
ジョセフが聞く
「『太陽』のカードのスタンドか なかなかすごい敵だったがタネがばれてみりゃあアホらしいやつだったな フフフフ」
承太郎が笑う
「さあ次の目的地へ行きましょう 砂漠の夜はひえますね」
一気に夜になった砂漠に4人と生き残った2頭のラクダ
ハクシュン
ポルナレフがクシャミをする
ワハハハハハ
砂漠の空に月が出ている
To Be Continued

《つづく》

というわけで2話で終わり!もうこの章終わり!?
長々とやってたエンヤ婆やスティーリーダンの後でこのあっけなさ!
荒木先生は話にリズムがつくのが好きとジョジョ・ア・ゴーゴーで言ってましたが
本当に長短のメリハリがリズムみたいですね。

それにしてもものすごい緊張感からの開放。
花京院が光線に当たりケガをして、それからみんなが笑い出すあたりが狂気を感じさせて
たった一人でジョセフがその不安と戦っているあたりがすごいです。
読者はみんなジョセフに気持ちを移して
「どうしたんだみんな!しっかりしろ!ジョセフだけだ頼りになるのは!」
と思っていたはずです。
あの冷静な花京院や承太郎が真っ先にイカれてしまうなんて・・・まあポルナレフはいつイカれてもおかしくないけど(ひでー)
しかし状況はガラリと一変。
3人の気が違ってしまい動揺するジョセフに向かって笑っていた花京院がスラリと素に戻り説明を始めます。
花京院の説明を聞いてもまだわからないジョセフ。
それに呆れる承太郎。
どうやら花京院たちは自分で「太陽」のトリックを見破って、それがあまりにバカバカしいので笑っていたのですが
最後までジョセフだけはそれがわからなかったということでした。
いや、ジョセフは花京院たちの笑いに気を取られ、トリックに注意するどころじゃなかったってのもありますが・・・
説明を聞きながら砂漠を見ても「?」なのはマズイでしょ
承太郎も呆れて「こんなのがオレの身内とは思えねえ」と暴言まで吐いています
理性派、知性派、頭脳派としてやってきたジョセフもカタナシ!
スタンドにパワーが無い分、知識と経験で謎を解いてこのチームに貢献してきたジョセフが一気に「お荷物」扱いになりかねない事件でした。
うーん、確かにジョセフは賢いけど、天然ボケの部分もあるからなあ・・・若いときから。
サスペンス仕立ての回でしたが、最後はスタープラチナの攻撃で秒殺でした。
太陽のスタンド使いの名はここでは明かされていないですが、ジョジョ・ア・ゴーゴーの中のスタンド使い名鑑では
このスタンド使いの名は「アラビア・ファッツ」
ファッツとは「FAT(太った)」とかけているんでしょうか?そういう名前のミュージシャンが居たような居なかったような・・・
まあジョジョ史上(ここまでで)一番速くやっつけられたスタンド使いってことで
記憶に残すも良し、残さなくても良し。
ラクダが死んじゃって「これからどうするの!?」と心配でしたが
きっとこの男の乗ってきた「メカ」(車?)で行くんでしょうね。
じゃこの男砂漠に置き去り!?

それではまた来週もこのコーナーをやります。
お楽しみに〜
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!

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