これは、昔のジョジョをノベライズしてツッコミや感想を書いたコーナーです。

ホル・ホースとオインゴ その4
扉絵はカイロの上空に浮くホル・ホースとボインゴ
ホル・ホースは拳銃を構えのけぞり、ボインゴは後ろに隠れている
浮いている構図好きだね荒木先生

「やったァーッ ヤツらを皆殺しのチャンス到来だッ!」
ドバーッ
血を流して吹っ飛ぶジョースター一行がトト神の絵で描かれている
バンザイして喜ぶホル・ホースとボインゴもトト神絵
「しかし 気をつけろ」
本当に血を出して倒れている承太郎とジョセフ
「隠れて様子を見るんだーッ」
アヴドゥルとポルナレフも血を出して倒れている
バーン
物陰から遠巻きに彼らの様子を見ているホル・ホースとボインゴ
カレキの中にうずまるトラックと倒れている4人
だけど通りかかる人々は集まってくる様子も無い
「ヤツらに近づくのはまだ早い!」
トト神絵で物陰に隠れて見ているホル・ホースとボインゴが描かれる
「ほかの3人は気を失ったが承太郎は気を失っていない!立ち上がるぞーッ」
ダッ
飛び上がる承太郎
「!」
その予言を見て驚くホル・ホース
ゴゴゴゴゴゴゴ
ホコリが舞い上がるトラック周辺
ゴゴゴゴゴゴ
その中から何かが出てくる
ゴゴゴゴゴ
それは血まみれの承太郎
ゴゴゴゴ
歯を食いしばり立ち上がる承太郎
「く・・・くう 承太郎は一瞬早く 車をかわしていたか・・・・・・あぶねえ うっかり近づいていたら 反撃をくらっていたぜ」
あせるホル・ホースと木箱を半分かぶったままのボインゴ
手にはトト神スタンドの本を持っている
キョロキョロしている承太郎
「このオレを探しているな」
壁とトラックの間に挟まれながらもあたりをうかがっている承太郎
「このオレがとどめを刺そうとせずにいなくなったことに疑問を持っているようだ」
承太郎はトラックと壁の隙間から出てジョセフたちの様子を見ている
「やつらに勝ちてえよ なあボインゴ」
くやしそうなホル・ホース
「ここまで苦労したんだ・・・なんとしても勝ちたいぜ・・・え・・・そうだろ?ボインゴ」
ボインゴに話しかけるホル・ホース
ボインゴはトト神本を見ている
ゴゴゴゴ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黙っているボインゴ
「あと一歩で勝利だ・・・ボインゴ!次はどうすりゃあやつらにとどめが刺せるんだ!?おめーのマンガの予知は100%完璧だ!し・・・信じよう・・・予知どおり おれはなんだってやるぞ!指をつめろと出たならつめる!クソを食えと出たならまよわず食うぜ!」
ホル・ホースは言う
「勝ちてえんだよ オレは」
ホル・ホースの足元で木箱をかぶり本を見ながらボインゴが言う
「で で で で で で」
興奮するボインゴ
「出たっ!つ ついに出ました ハイ さ・・・さいごの予知がッ!」
ボインゴが叫ぶ
「なに・・・・・」
つぶやくホル・ホース
トト神のマンガにはこう出ている
ドン
「さあ!次なるホル・ホースの攻撃はクライマックスだーッ」
走り出す2人
「ホル・ホースは下水道工事の男たちを見つけたぞーッ」
帽子をかぶり工具やシャベルを持った2人の男
「そして カネを払って下水パイプを一ヶ所あけてもらうんだーッ」
2人に交渉しているホル・ホースたち
時計は12時
「ホル・ホースは!そのパイプの中に弾丸(たま)をありったけブチ込めば・・・・・・」
ドキャドキャドキャドキャドキャ
水道管の中に弾丸を撃ちこむホル・ホース
「!」
それを読んでいるホル・ホースがハッとする
「おい!なんかカドの向こうで車の事故があったみてえだぞ」
向こうに水道工事の男たちが居て会話している
「ほっとけよ 早く仕事を終わらせよーぜ ちょっくらこのパイプおさえてくれ」
ガシャガシャ
「OK」
作業を始めた工事の男たち
ゴゴゴゴゴゴ
水道管を見ているホル・ホース
ゴゴゴゴゴ
その水道管の先に視線をやるホル・ホース
それは角を曲がりずっと続いていくが地中に潜る
向こうにはジョセフたちを介抱する承太郎の姿
「パ・・・パイプの中に弾丸をブチ込めばどうなるんだ・・・・・・?」
あせびっしょりのホル・ホース
「早くページをめくれッ!パイプの中におれの弾丸をブチ込めばどうなるんだ!?」
トト神本を見ているボインゴに怒鳴るホル・ホース
「ドバッと弾丸が道向こうのパイプから飛び出て!」
パイプをくぐっていく弾丸がトト神のマンガ絵で描かれている
ボゴオ
「ウオオン!正午キッカリにホル・ホースの弾丸が脳天をブチ抜いたゾーッ」
トト神は額の真ん中から血を吹き出している承太郎を描いた
「額のド真ん中に命中だーッ」
1Pブチ抜きで描かれている承太郎を見て興奮するボインゴ
「やっ やったッ!ついに出ました ハイ!」
バン
叫ぶボインゴ
「待ってたんです ハイ この予知が出るのを 待ってたんです ハイ ウケウコケウケッ」
変な声で笑うボインゴ
ウケッウコケッ ウケッ ウキコケッ ウキウケッ
笑っているボインゴを背後から覗いてトト神マンガを見ているホル・ホース
「こ・・・こいつはすげえ!」
しかしホル・ホースは自らトト神をめくりながら言う
「すっ すげえが!ちょっと待て!マンガの解釈を読みちがえるとやばいことになるぜッ!」
パラパラパラ
「み・・・・・見ろ!この前のページを」
それは昔トト神が描き出したオインゴが承太郎に化けた時のページ
画面には顔面をまっぷたつに割られた承太郎が描かれている
「こいつは おめーの兄キがやられたときに出た予知だ!こーなったのはおめーの兄キの方だったぜ!」
大汗かいてマンガを見つめるホル・ホース
「こ・・・・・・これは兄ちゃんが変身の能力を持ってたからで うっかり変身しちゃったからです ハイ」
ボインゴが言う
「でも今度は ボ・・・ボクもホル・ホースさんも変身なんかできません!ハイ」
「そう・・・・・そのとおりだッ!おれは変身なんかできない!承太郎のマネだってするもんかッ! す・・・するってえと!」
ホル・ホースの言葉にボインゴが答える
「そ・・・そうですハイ 兄ちゃんのカタキを討てるんです!ハイ!この予知に 読みまちがいはありません!ハイ あのパイプに弾丸をブチ込むと承太郎は死ぬんですッ!ハイ」
嬉々として叫ぶボインゴ
バーン
向かい合う2人を上から見た図
12時をさす時計のマンガ
「・・・・・・・・・・・・・・」
それに気づくホル・ホース
「しかし 待てよ 時間が指定してあるぞ・・・正午キッカリだと?」
もう一度マンガに見入るホル・ホース
そして自分の腕時計を見る

驚くホル・ホース
「おい!正午キッカリだとッ!」
叫ぶホル・ホース
「正午まで!!あと2分しかねーじゃあねーかッ!」
チ!チ!チ!
ホル・ホースの時計
病身が動いている
時刻は11時58分
「あ・・・あわてないで! パ・・・パイプに弾丸を射ち込むだけです ハイ 十分に間に合います!ハイ」
ボインゴが言う
「う・・・運命なんです 必ずおきます」
「わ・・・わかってる・・・100%だ!信じている・・・信じているが じ・・・じ・・・時間を指定されると・・・・・・・・」
ダッダッダッダッダッ
急いだ足取りで水道工事の2人に近づくホル・ホース
『アセるぜェ〜〜〜〜〜〜ッ』
ドドドドド
駆け出すホル・ホース
時計の針は動いている
バッ
「お・・・おい!そこの男ども!いいかよく聞け このパイプを一ヶ所はずすんだッ!」
いきなり男たちを指さして命令するホル・ホース
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
男たちは胡散臭げにホル・ホースを見て黙っている
「早くしろッ!」
怒鳴るホル・ホース
「おい!誰に向かってそんな口をきいてんだ?」
男の一人が言う
「なんだ テメーはイキナリよお!」
もう一人も言う
「ブッ殺すぞッ!早く開けろッ」
カシィーン
スタンドを出して男たちに向かって構えるホル・ホース
「ホ・・・ホル・ホースさん あなたのスタンドは普通の人には見えませんハイ それにマンガにはカネを払えと書いてあります ハイ」
ホル・ホースの背後から木箱をかぶったボインゴが言う
「え?カネ?」
振り向くホル・ホース
そして時計を見るホル・ホース
「ひィ-------ッ あと1分10秒にせまってるぞッ!払うッ!わわわ・・・わかったッ!」
あせるホル・ホース
「悪かった!カネを払うから開けてくれ 頼む お願いだ!早くー」
男たちに謝るホル・ホースたちを上から見た図
「カネ? なんだ変なヤツだな 開けるだけにカネを払う?」
「それならイイトモ!早くよこしなよ」
男たちは了承する
「え?え?」
パッパッパッパッ
自分の胸やズボンをあちこち触ってサイフを探すホル・ホース
「おい どうしたんだよ」
男たちが言う
「ゲッ カネがないッ!そっ・・・そうだッ!ホテルに忘れてきてしまった!」
叫ぶホル・ホース
「・・・・・・・・・・」
「なんだ こいつ?」
男たちがつぶやく
チッチッチッ
時計の針が動く
「ボ ボインゴ まい子になった時のために おめーに小銭入れあずけてたろう!出せーっ 早く早くゥ」
ボインゴにお金を出させるホル・ホース
「は・・・・・・はい」
「あっ あと40秒だァ-----ッ 早く〜〜〜〜〜っ」
絶叫するホル・ホース
「コ・・・コインが多いけど・・・はい小銭入・・・・・・・」
小銭入れを渡すボインゴ
ガッ
しかしつまづく
バシャーッ
思い切り小銭入れの中身をブチまけるボインゴ
ホル・ホースの驚愕の表情
「おい一個そっちのレンガのカゲに飛んだの見たぞ・・・・・・小銭だがけっこうあるぜ いくらある?」
「20ポンドはあるな おまえ一個足でフンでるぞ」
小銭拾いに夢中な男たち
ギャアァァーッ
悲鳴を上げるホル・ホース
「あとでひろってくれーッ 全部やるぜーッ」
せかすホル・ホース
「・・・・・・・・・・・・・・」
ノコノコ
にこやかな顔のおばさんがお盆にお茶を載せて運んでくる
「ねえ みなさん そろそろ正午よ お茶を入れたから お昼でも食べて休けいしたら」
おばさんが言う
「おお そいつはいいな」
「おばさんすまないね」
男たちが言う
「くそババアーッ こっちが先だッ! ババア すっこんでろッ!」
怒鳴るホル・ホース
チッチッチッチッ
時計の針は進んであと20秒を切った
「オノレラァーッ」
グバァ
レンガを持ち上げ振り上げるホル・ホース
「早く開けろといったら開けろ この岩でドタマブチ割るぞーッ」
恐ろしい剣幕のホル・ホースにおびえる男たち
「ひ」
「ヒイ」
ゴゴゴゴゴ
一方承太郎は水道管のそばでジョセフの容態を見ている
ゴゴゴゴゴ
承太郎の頭のすぐそばに水道管が出ている
チッチッ
時計はあと5秒
「あ・・・開けたよ」
男が言う
「どけーっ ウオオオオオ-----ッ」
バシッ
手の中に現れるスタンド銃
ドキャドキャドキャドキャドキャドキャ
「くたばれ承太郎---ッ」
スタンド拳銃で弾丸を水道管の中にありったけ撃ち込むホル・ホース


←TO BE CONTINUED


(つづく)


またまたすごい予言に翻弄されるホル・ホースとボインゴですが
もう完全にホル・ホースは予言を信じるモードに入っています。
すごいですよ指も詰めればクソも食うと言ってますからね。
いや〜恐ろしいスタンドですこのトト神は。
そんな事に比べれば、水道工事の人を買収して水道管を開けさせるなんて朝飯前のことですよ。
それにしてもアバウトな国ですね
事故があってもまだ警官が駆けつけてこない
ヤジ馬さえ集まってない
お昼が近いからみんな食事してたりお昼寝してるんでしょうか
水道工事のオッサンたちもお茶が運ばれてきたらホル・ホースに言われたことそっちのけで休もうとしてますし
なんか、国民性というものが感じられて
この国でさんざんヒドイ目に遭ったという、荒木先生の恨みとかが垣間見えるような気がしますね。
さて、本当に承太郎たちは大怪我をしてしまったようです。
おまけにこの予言のとおりになるなら、たった一人無事だった承太郎は
額の真ん中を撃ち抜かれて死んでしまうという事なんですが
死ぬ・・・とは描いてありませんよね?
アヴドゥルの時みたいに額をかすめて・・・いや「脳天ブチ抜いた」とありますし
本当に承太郎がこんなことになってしまうんでしょうか?
オインゴの時のように、誰かが身代わりになるとか?
問題は・・・時計ですね
あせって弾丸を撃ち込んでいましたが、あの時計合っているんでしょうか果たして?
時間を間違えたらどうなるんでしょう一体
次の回・・・いえ、次の予言が気になります。


それでは詳しいツッコミは明日の『勝手にギアッチョ』でやります。
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!



ウルトラジャンプにはアンケートはありません。
が、プレゼント応募券に書く項目にはしっかり『面白かった作品』の項目が。
というわけでプレゼントが欲しくても欲しくなくても毎号出して『スティール・ボール・ラン』を応援することにします。

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