これは、昔のジョジョをノベライズしてツッコミや感想を書いたコーナーです。

ホル・ホースとオインゴ その5
「くたばれ承太郎ーッ」
ドギャドギャドギャドギャドギャドギャ!
ありったけの弾を開かれた水道管に向かって撃つホル・ホース
ボゴォ
「ウォォン!正午ピッタリに ホル・ホースの弾丸(たま)が脳天をブチ抜いたゾ!額のド真ん中に命中だーッ」
トト神絵で描かれた予言マンガの絵
バァーアアア
「わ・・・わしはなんとか大丈夫だ・・・」
ジョセフが言う
「ぐ・・・う・・・う わたしも気を失ったがカスリ傷です それよりポルナレフの上にブロックが落ちてるぞ」
アヴドゥルが言う
「う・・・う・・・う」
ガレキの中にで血だらけで苦しむポルナレフ
「う・・・う・・・」
ゴゴゴ
ポルナレフの方を向く承太郎
ゴゴゴ
「ちょっとどけてくれ この・・・くそったれのブロックを」
訴えるポルナレフ
トト神絵の時計
12時を指している
ゴゴ
承太郎はポルナレフに近づく
ポルナレフの上に出ている水道管
ゴゴゴ
承太郎の頭部はその水道管に近づく
ドッゴオォーン
ホル・ホースが水道管に弾丸を撃ち込んだ
「やったッ!予知どおり!12時ちょうどに弾丸(タマ)をブチ込んでやったぞ!」
ホル・ホースが叫ぶ
その後ろにボインゴ
「行けーッ」
水道管の先を指さすホル・ホース
バシバシバシバシバシ
鳴る水道管
ゴッ
水道管を通る弾丸の図
ギョン
水道管を曲がる弾丸たち
ドシューッ
そして弾丸たちはどんどん承太郎たちに近づいていく
「ホ・・・ホル・ホースの野郎はどこだ?」
血まみれのホル・ホースが聞く
「それがわからん・・・なぜか いなくなったぜ・・・・・・」
承太郎が答える
シュゴーッ
水道管の中から音が聞こえる
ゴーッ
開いた水道管から聞こえる音
「勝った!パイプのド真ん中にッ・・・・・・・・承太郎の顔面があるぞッ------ッ!」
物陰から承太郎たちを見ているホル・ホースが叫ぶ
「・・・・・・!」
同じように見ているボインゴ
今にも水道管から飛び出しそうな弾丸たち
シュゴォーッ
承太郎とポルナレフの顔
承太郎のすぐそばに水道管がクチを開けている
「吹っ飛びな 承太郎ォォォ---ッ!!」
「ハアクショイ」
突然ポルナレフがクチからツバを飛ばして盛大なクシャミをする
そのツバが顔にかかり目をつぶって顔を引っ込める承太郎
ボッ
その瞬間、たくさんの弾丸が水道管の口から飛び出した
ドシューッ
弾丸は明後日の方向に飛んでいく
「なにィーッ!」
叫ぶホル・ホース
「!?」
「!?」
ホル・ホースもボインゴもこの展開にあっけにとられる
バゴバゴバゴ
弾丸は上に飛んで行き遠くの建物の上部に当たる
口元を押さえているポルナレフと顔をぬぐう承太郎
「おいおい」
承太郎が言う
「グション・・・失礼 承太郎 ホル・ホースの野郎がさっき・・・なにを思ったのかオレの鼻に指をつっこみやがってよ キモチ悪ィ〜〜〜〜〜〜っ いまだにムズムズするぜ 悪ィ悪ィ」
2人とも水道管から飛び出した弾丸には気づいていないようだ
「お・・・おれの弾丸(タマ)が・・・」
呆然とするホル・ホース
「ハズレたァッ!」
叫ぶホル・ホース
「ボインゴォ----ッ」
怒鳴るホル・ホース
グォォン
「どっ・・・どっ どういうことだ!?」
ボインゴのむなぐらをつかんで持ち上げながら問い詰めるホル・ホース
「わっわっわっわっわっわっ」
あわてふためくボインゴ
「いったいぜんたいよォ-----」
ボインゴの顔に自分の顔を近づけてスゴむホル・ホース
「わっわっわっわっ わかりませんですハイ ぼ・・・ぼくの予知は絶対ですッ!運命なんですッ!信じられない!ハズレたことは 未だかつて一度だってないんです ハイ」
懸命に弁解するボインゴ
「見ろッ!承太郎は生きているッ!弾丸(タマ)は一発も命中しなかったッ!予知とは全然ちがうんだよお----------ってめ-------っ」
承太郎たちの様子
承太郎もポルナレフも無事、そしてアヴドゥルもジョセフも歩いている
「それでは また あすの この番組でお会いしましょう 続いて 正午の時報です」
通りがかった車のラジオから聞こえてくる番組
「え?」
おどろくホル・ホース
「神に感謝を(エルハム・ドリッラー)・・・・・・」
ブーッ
行き過ぎる車
「え?」
驚くボインゴ
「えッ?」
驚いたホル・ホースは時計台の時計を見る
すると今にも12時になるところだった
自分の腕時計を見ながらホル・ホースが叫ぶ
「なあにィィーッ!今!正午!?・・・だと!?」
驚くホル・ホース
「ガッ!お・・・おれの時計が!おれの時計がッ」
ホル・ホースの腕時計の針は12時0分55秒をさしている
「すすんでいたッ!」
ゴオオーン
「すっ・・・すると オ・・・オレは 正午前に弾丸(タマ)を射っていたことになるッ!」
ゴォーン 
ゴーン
ゴーン
時報の鐘の音をバックにあせりまくるホル・ホース
「い・・・今から!正午だッ!何が起こるんだッ!えっ!!」
一生懸命トト神のマンガ本を調べるホル・ホース
「いったいッ!」

ゴーン
無事なジョセフたち
「次に何が起こるんだよォーッ」
ホル・ホースの叫び声
ゴーン
鐘の音
「ま・・・まさか・・・・・・・」
ボインゴがつぶやく
「あっ・・・」
ボインゴはさっきホル・ホースが撃って飛んでいった弾丸たちが建物の上の所に当たって跳ね返るのを見る
ゴーン
弾丸は物理的な法則を無視してUターンしてこっちに来る
曲がる弾道
こっちに来る弾丸たち
「この予知では正午ピッタリに!承太郎に命中するはずなんだぜ------ッ」
トト神のマンガを両手で持って見ながら叫ぶホル・ホース
そこには1ページ使って左ページに額に弾丸の当たった承太郎の顔が描いてある
右ページはまだ白紙のまま
「いったい次になにが起こるんだ-----ッ」
叫んでいるホル・ホースに何か言うボインゴ
「あわわ ほ・・・方向が」
ボゴボゴボゴ
その時!トト神絵の承太郎の顔の、弾丸が当たっている部分から本物の弾丸が飛び出してくる!
ゲッ
息を呑むホル・ホース
怖そうに顔を押さえるボインゴ
「ブッギャア---ッ」
本をブチ抜いて飛んできた弾丸に悲鳴を上げながら吹っ飛ぶホル・ホース
ドーン
ブワアアアァアァーッ
ぎにゃああ
建物の向こうから聞こえてくる悲鳴
「?」
それに気づく承太郎
「おい・・・あの角の向こう側でなんかさけび声がしたぞ! ?」
ポルナレフが聞く
「さっぱりわけがわからんが 何かやばいぞ このトラックのこともあるし 警察や なにやらが来ると面倒だ・・・・・・立ち去るんじゃ」
ジョセフが言う
ピシャ・・・
承太郎の額に何かがかかる
それはドロ水
ゴボゴボゴボゴボ
承太郎の目の前の水道管が音を立ててドロ水のしぶきを吹き出している
「おい パイプのそばにいるとあぶないぞ承太郎 ドロ水ふき出てる」
アヴドゥルが言う
パーポー
パーポー
パーポー
パーポー
救急車や警察の車がやってくる
運ばれてくるタンカ
その上には誰か乗っている
血を流している腕がだらんとタンカから下がる
ザッザッザッ
「患者は死んでいるのか?」
ネクタイにターバン姿の男がネクタイ姿の男に聞く
「いえ 重傷です しかし何事が起きたのかわかりませんね・・・額から頭のテッペンを弾丸のようなキズでえぐられているんです 一センチずれてれば死んでましたね 、まったく運のいい男ですよ」
男が答える
パーポー
パーポー
パーポー
行ってしまった救急車を見送るボインゴ
「・・・・・・・・・・・・・」
黙ってトト神のマンガを手に立っているボインゴ
トト神のさっきの最終ページ
「ウォォン!正午ピッタリに ホル・ホースの弾丸(たま)が脳天をブチ抜いたゾ!額のド真ん中に命中だーッ」
だんだんアップになる絵
「ウォォン!正午ピッタリに ホル・ホースの弾丸(たま)が脳天をブチ抜いたゾ!額のド真ん中に命中だーッ」
「ぼくの予知にまちがいはなかった・・・そしてホル・ホースはこうなる運命だったんだ」
ボインゴがつぶやく
「しかし・・・あの承太郎
・・・・・・・・なんて運の強い奴なんだろう・・・・・・お兄ちゃんもホル・ホースも運命にやぶれた・・・・・・あんな運の強い奴に対抗できるのはDIO様のような人だけだろう・・・・・・・」

ボインゴは言う
空には無数の白い雲が流れている
「オインゴお兄ちゃん・・・・・・・なんかホル・ホースを見て 復讐なんてすごくバカバカしく思えて来ました もう承太郎たちのことは忘れましょう ぼくの予知のスタンドは 攻撃のためでなく ぼくたち兄弟の幸せや困っている人のために役立てた方が・・・」
ボインゴの顔は明るく輝く
「もっと人からも愛されるし いい運命がやってくるような気がします」
そしてボインゴは木箱を蹴飛ばす
ドカッ
「あんな箱の下で他人をこわがってオドオド生きる人生なんてまっぴらです ぼくはこの闘いで大きく成長しました 帰ります お兄ちゃん!お兄ちゃんのいるアスワンへ」
本を片手に後ろを振り返りながら歩き出すボインゴ
ガン
「ギッ」
木箱は飛んで行きなんとイギーの上に落ちる
「アッ」
それを見て驚くボインゴ
「ご ごめんよ ついうっかりケ飛ばしちゃったんだ・・・・・・・・悪ギはなかったんだ・・・・・・・ゆるしてね」
「ギギ」
犬に向かって謝るボインゴ
「!おや・・・こ・・・この犬・・・・・・見覚えがあるぞ・・・ど・・・どこでだっけ?」
あせるボインゴ
「・・・・・・・・・・・・・・・」
プクッ
イギーの頭にタンコブが出来る
プクー
タンコブはどんどん大きくなる
「ガルル」
ものすごい形相になっていくイギー
「ああっ!こっ・・・この犬はッ!まっ まさかッ!」
真っ青になるボインゴ
ボインゴの目から涙
「ギィヤヤァアアアア----ッ」
ブオワワワグォアア
バクバクバクバクバクバクバクバクバク
悲鳴と擬音だけの世界
「おい ところで あのクソ犬はどこへ行った?」
ポルナレフが振り返る
「イギーか どこかでひろい食いでもしてんだろう・・・・・・・・・」
ジョセフが言う
「・・・・・・・・・・・・・」
承太郎は黙っている
「だからあいつは役に立たないといってるんですよ」
アヴドゥルが言う
パラパラパラパラ
道に落ちたトト神のマンガのページがめくれる
人の性格が そんなに簡単に変えられ成長できるなら誰も苦労はしません
イギーにお尻を噛まれるボインゴの絵
ボインゴは前以上に暗ーい性格のまま ホル・ホースと仲よく入院したのでした〜〜〜!
ホル・ホースとボインゴ 再起不能(リタイヤ)


←TO BE CONTINUED


(つづく)


うわあ救われない!!
なんつー終わり方ですか後味の悪い・・・っていうか、面白い。
ジョジョは決して成長と感動の物語では無いんですね。
ボインゴがちょっと可愛かっただけに、この仕打ちはアンマリダと思いましたが
やっぱり元々が根性曲がった殺人も出来るようなスタンド使いだけに
ちょっとはお仕置きしてしまおうってことでしょうか
そう言えばデス13の赤ん坊だって酷い目に遭いましたからねえ・・・
これからボインゴはどう生きていくのでしょうか
肉体的にはリタイヤですが、予言スタンドは無くならないし
善人になるのはムリだったとしても、自分の身を守りつつ兄と生きていくんでしょうか
まあ変身スタンドと予言スタンド、そんなに特殊でもないし
普通の生活に上手く生かせることも出来るでしょう
悪事に使って自分の身を滅ぼすことの怖さを知ったわけですから
イギーもけっこう役に立つってことですね。
オインゴ編と合わせ技でグッドジョブ!って所でしょう。

でも承太郎たちはたいしたケガで無くて良かったです。
あんだけ血を出してても平気でまた歩き出すところがなんともタフですが
回復スタンドも居ないのにたくましいことです。
いやいや、トラックに乗っていた男はどうなったんでしょう?ホル・ホースも重傷だったようですが
ボインゴと3人並んで入院してたら、また殺し合いが勃発しかねませんね。

ところでボインゴのセリフで
「あんなに運の強い奴に対抗できるのはDIO様くらい」と言ってますが
確かにDIOは一筋ナワでは行かない気がします。
そしてやっぱり周りには手ごわい側近たち(四天王?)が付いていて
承太郎たちそれぞれと戦ったりするんでしょうかねえ
もうカイロに居て、すぐそこに館が見えるような場所まで来ているんですから
全く油断出来ない状況になってるんですねえ
楽しみというか怖いというか緊張感が走ります。


それでは詳しいツッコミは明日の『勝手にギアッチョ』でやります。
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!



ウルトラジャンプにはアンケートはありません。
が、プレゼント応募券に書く項目にはしっかり『面白かった作品』の項目が。
というわけでプレゼントが欲しくても欲しくなくても毎号出して『スティール・ボール・ラン』を応援することにします。

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