これは、昔のジョジョをノベライズしてツッコミや感想を書いたコーナーです。

地獄の門番ペットショップ その3

扉絵はボクサーやシェパーどなどの強そうな犬たちに囲まれ、偉そうな表情で玉乗りをしているイギー
★イギー★

★出生地・・・U・S・A ニューヨーク生まれ ★生年月日、血液型・・・不明
★体高・・・33,3センチ ★種族・・・犬、品種はボストン・テリア ★職業・・・ルンペン
★好きな食べ物・・・コーヒー味のチューイング・ガム ★好きな人・・・なし ★家族・・・独身
★趣味・・・くつ集め ★性格・・・最悪 ★知能指数・・・高いようである
★生いたち・・・由緒正しい血統書つきボストン・テリアとして生まれ、大金持ちの人間に子犬
の時買われるが、成長するにつれて人間のことをあまりにも大マヌケと思うようになり、家出。
ノラ犬の帝王として君臨していたのを、アヴドゥルが発見した。
★スタンドの名前、特徴・・・愚者(ザ・フール)。愚者は砂のスタンドである。変幻自在で風にのれば飛行できる。
単純なパワーだけでは、たおすことは不可能。欠点としては、俊敏な動作やスピードある攻撃が苦手なこと。
イギー自身は、承太郎のスタープラチナと互角と思っている。

「ぼ・・・ぼくのチビとブチがぁ-----------ッ!!」
愛犬の生首二つとその上空にはばたくペット・ショップを見て叫ぶ少年
横にはイギー
イギーは突然その少年のアゴのあたりにキックをかます
ガスッ
「ゲ・・・・・・」
うめく子供
『もたもたするなッ!マヌケ!!』
ガウゥゥ
クルクルと空中で回転しながら倒れた子供を振り返りうなるイギー
『早く逃げるんだよッ!死んじまったものはしかたねーぜ てめーも殺(や)られて喰われるぞッ』
心の中で子供に叫ぶイギー
ここは・・・・・・
スタッ!
地面に着地するイギー
『おれが闘うぜッ!(ちくしょう------)!』
ブワアアアァァァアアア
イギーの背後に現れるザ・フール
それと対峙するペット・ショップ
「!」
ギロ ギロ ギロ!
目をギョロつかせるペット・ショップ
ギロン!
そしてイギーを睨む
ギラン
ペット・ショップの目のどアップ
ここではじめて このペット・ショップはイギーが 自分と同じスタンド使いであることに気がついたようである
「この鳥公!くるなら来い!ブッ殺してやる!」
構えるイギーをカメラで焦点を合わせるように凝視するペット・ショップ
カシャ カシャ カシャ
一般にハヤブサの最大降下速度は時速300キロを超し 
このスピードより速く動ける生物は外にいない(チータ 101キロ カール・ルイス 36,4キロ)
ハヤブサはナイフのようなうしろ指の爪で獲物の急所をひきさきハンティングするわけであるが 
300キロの最中にも獲物の急所に目の照準はピタリあっているわけである
ニヤリ
ペット・ショップが笑う

なんだ・・・?今・・・こ こいつ笑ったのか・・・あの固い口ばしの端がキューッとゆがんだように見えたぞ!鳥が笑うなんて・・・
その顔を見て呆然とするイギー
『はッ!』
汗びっしょりのイギー
『な・・・なんだ!?』
あたりを見回すイギー
シュオオオォォ
なにか瘴気のようなものがイギーたちを取り巻いている
「な・・・なにかおかしいぞ・・・・・・・空気が妙に・・・・・・・・冷たくなって・・・・・・?!?」
イギーの足元に木の根のようなものが伸びている
「!!」
ビシビシ
それはイギーの足をっかりと固定した
ビギッ
まるで根が生えたように地面に縛り付けられたイギーの足
「!」
驚くイギー
その背後にザ・フール
「じ・・・地面から氷がッ!」
ビシッ ビシ ビシ!
網の目のように地面に張り巡らされていく氷
「し・・・しまった!上を見ているスキに あ・・・足が地面にくっついている!お・・・おれのスタンドの足も氷で・・・」
ザ・フールの足も氷で地面に縛り付けられた
グオオォォオオオオ
ペット・ショップの周りを取り囲むようにいくつものツララが生み出されていく
「やばい!」
それを見てビビるイギー
ドウ!ドウ!ドウ!ドウ!ドウ!
様々な軌跡を描きイギーに向けて発射されるツララ
グオッ
イギーの前に出て防御するザ・フール
「つららッ!」
ドスドスドスドスドス
ツララを5本体に受けるザ・フール
「・・・・・・・・・・・・」
黙ってみているペット・ショップ
ズズズズズ
砂に戻ったザ・フールの体が流れるように動いてツララを押し出す
ズズズズズズ
ズズズ
そしてツララを残し砂に戻ったザ・フールは流砂のように動いて扉の下をくぐって逃げイギーの姿も無かった
ズズズ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
イギーの姿が無いのに気づいたペット・ショップは上を向く
クィッ
ドーン
次の瞬間、弾丸が撃ち出されるように上空へ急上昇するペット・ショップ
ギュウ-----ウゥン
館のはるか上空に飛び上がったペット・ショップ
ギロッ
首を動かし目をキョロキョロさせながら下を見回す
カシャ
ペット・ショップの視線がズームインする
カシャン
町を歩く人々
「まんまと逃げてやったぜ・・・・・・ハアハアハア」
石の塀の陰に隠れて上空を飛ぶペット・ショップの様子をうかがうイギー
そして忌々しそうな表情で自分の前足を見る
両前足は血だらけになっている
く・・・ううう やつの氷で足の裏の皮がはがれちまったぜ・・・ちくしょう!人間の子供なんて見捨てておくんだったな
ペロペロ
前足を舐めながら振り返り振り返り、イギーは町の中に逃げる
やつのスタンドは・・・・・・・ やつの』『スタンド』は相当やばいぞ・・・ただの氷じゃあなさそうだ・・・
まだまだ奥がありそうだぜ・・・
早いとこ遠くへズラからねば・・・
その時!イギーの目の前の土塀の陰から飛び出すように姿を現したペット・ショップ!
ギャン!
「ゲッ」
驚くイギー
ドン!
ものすごい形相で突進してくるペット・ショップ
「ブッギャアァァァァ---ッ」
悲鳴を上げるイギー
いろんな軌跡を描いて飛んでくる6個のツララ
ドバッ
飛び上がるペット・ショップから繰り出されたツララが一斉にイギーめがけて飛んでくる
「ひィえあああああああーーー---------------ッ」
ギャーン
悲鳴を上げザ・フールを出し防御するイギー
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
「うわあああああああ」
たくさんのツララを受け砂煙を上げるザ・フール
バゴン バゴン バゴン バゴン バゴン
ツララに貫かれバラバラになっていくザ・フールの体
その陰にかろうじてかくれているイギー
「うあああああああああああああああ!!」
ゴバーン
「ぐえああっ」
悲鳴と共に爆発したような音を立ててザ・フールが飛び散る
「!」
凝視するペット・ショップ
イギーのいたところは石畳の地面が削られたように穴が開き何かの燃えカスが地面にヒラヒラと落ちてくる
シュー シュー
イギーが消えた?どこへ行ったのであろうか・・・・・・・
そのえぐれた地面のすぐ近くにマンホールのフタ
そしてマンホールのフタがズームアップされていく

そのフタの裏側は地面に続くタテ穴
はしごが地下水路に続いている
シィーン
そのハシゴの一番下で逆さまに落ちたポースのままじっと黙っているイギー
「・・・・・・・・・・・・・」
イギーは負傷した前足を舐めながらつぶやく
ペロペロ
「クソー 手かげんなしの凶暴なやつだ・・・・・・しかししょせん鳥は鳥・・・・この中まで追ってはこれまい・・・・・・」
上から見た下水道に逃げたイギー
「こんなクセー所だがしょがねー しばらくこの中でなりひそめてやりすごすとするか・・・・・・・・」
上を見上げるイギー
そして何気なく後ろを振り向く
バン
いきなり目の前に現れたペット・ショップ
羽根を広げて下水道の中を飛んでいる
「デッ!」
息を呑むイギー
「なッ!」
ものすごい顔でニヤリと笑うペット・ショップ
「なんだ!_ こ・・・この鳥はァ---------------ッ うわあああああああ」
叫ぶイギー
ドウッ ドウッ ドウ ドウ
発射されるたくさんのツララ
バゴバゴバゴバゴバゴッボゴオボゴ
「ブゲッ!」
全部がイギーに命中する
ドーン
イギーの生首が宙を飛ぶ
「チューッ」
下水路を逃げる2匹のネズミ
ニヤリ
笑うペット・ショップ
ボチャ
水に落ちるイギーの生首
バシャバシャバシャ
他の肉片も水に落ちる
それを飛びながら見ているペット・ショップ
クルッ
顔の向きを変えるペット・ショップ
ブワサッ
そして水の上を飛んで帰ろうとする
「おい」
その時声をかけたのはマンホールにつづく縦の通路のハシゴに足をかけ登っているイギー
ドキッとするペット・ショップ
そして振り返る
「甘いぜッ! 殺したと思ったのは変幻自在の砂の『愚者(ザ・フール)』だぜッ!」
バン
ニヤッと笑うイギー
ズズズ ズズ
水に落ちた生首がザ・フールの顔になる
水の中から出てきたザ・フールの腕がペット・ショップの腹を攻撃
「グェッ!」
ブシュゥーッ
ペット・ショップの腹が横一文字に斬られ血が吹き出る


←TO BE CONTINUED


(つづく)


うわーもう日付変わって土曜日。
60ページ以上あるSBRのノベライズより時間かかっちゃいましたが、
通ってるジムが今月で閉鎖のため、さよならイベントとかで単に忙しかったのです。
来月になったら落ち着くかな・・・新しいスポーツジムにまた鬼のように通いだしたりして。

私事は置いといて
イギーがどんどん男前になって行きます。つーか、もう犬の顔をしていません。
あのマヌケで憎憎しいボケ犬の面影は何処、目はパッチリ鼻は愛くるしく口元は可愛く
全く違和感なく艶然と微笑んでいますからね。
なんか今、フレンチブルドックの可愛いキャラクターが流行っていますが(本物のフレンチブルドッグって・・・笑えますよ)
それに負けずとも劣らないキュートさです。
この『レベッカボンボン』とかいうキャラ、やんごとないお生まれでニューヨークに住んでいるセレブっていうのが
少しイギーとカブってる気がするんですが
作者はあのハローキティと同じイラストレーターなんですよねえ。(というとカナリのお年だ・・・)
まさかジョジョファン・・・ゴゴゴ・・・
あえてボストンテリアのキャラクターにしなかったところで、イギーを意識してる気がしますが。

しかし絶体絶命でした。鳥強すぎます。
海の中ではジョーズ(人食いザメ)最強と思うんですが
地上では猛獣より猛禽の方がずっと怖いですね。飛んで追っかけて来られたら逃げられません。
しかもスタンドもってるしコイツ。
そのスタンドが超強力な上に操ってるコイツの頭がいい。
砂で出来たイギーに騙されはしましたが、まさかマンホールの中までやってくるとは!
かつてデーモン小暮閣下が『タガメ最強説』というのを提唱したんですが
水陸空を移動できるタガメはすごいというバカ話です。
でもハヤブサもマンホールまで追ってくるんですからねえ・・・もはや水に逃れるしかない?
でも水は凍りますからそうカンタンには行かない気がします。
ハッ!どっかで読んだような展開だと思ったら5部のギアッチョ戦と似ている!?

それでは詳しいツッコミは明日の『勝手にギアッチョ』でやります。
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!



ウルトラジャンプにはアンケートはありません。
が、プレゼント応募券に書く項目にはしっかり『面白かった作品』の項目が。
というわけでプレゼントが欲しくても欲しくなくても毎号出して『スティール・ボール・ラン』を応援することにします。

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