これは、昔のジョジョをノベライズしてツッコミや感想を書いたコーナーです。

亜空の瘴気 ヴァニラ・アイス その3

今回はオールカラーページだったらしい
いいなあ・・・

指アップ
そして切断された手のアップ
「アヴドゥル------ッ!!」
絶叫するポルナレフ

扉絵は2ページ見開き
国旗群を背負った承太郎の肩から上
ズオオオオオオ
空間に丸いものが現れる
それは自分の体を咥えて丸くなったヴァニラ・アイスのスタンド
グルウアアアア
口から徐々に自分の体を吐き出して姿を現す
汗だくのポルナレフの顔
「ハアハアハア」
息の荒いイギー
ウジュルウジュルウジュウュル
口からダラダラとよだれを滴らせているヴァニラ・アイスのスタンド
グゴオオオオーッ
「な・・・なんだ こいつは?どこからあらわれたんだ?なぜアヴドゥルの炎の探知機にひっかからなかったんだ?なぜイギーの鼻に臭わなかったんだ?」
宙に浮くヴァニラ・アイスのスタンドを見つめながらポルナレフがつぶやく
「ハアーハアーハアーハアー」
ガダッガダッ
イギーは全身汗びっしょりで息を荒げながら頭を下げ身構えながらも震えている
「どこだァ-----アヴドゥル−ッ どこへ行ったんだァーッ」
キョロキョロしながら叫ぶポルナレフ
「アヴドゥルは・・・・・・・」
ヌゥゥゥー
口からどんどん体が吐き出されヴァニラ・アイスのスタンドの両腕が現れる
それを見るポルナレフの目
ガシ!ガシィ
床に落ちていた2本の腕を拾うスタンド
こなみじんになって死んだ
スタンドは言う
衝撃を受けるポルナレフ
汗だくのイギー
「w3あたしの口の中はどこに通じているのか自分でも知らぬが 暗黒の空間になっている・・・・・・吹っ飛ばしてやったのだ 次はおまえらだ・・・・・・DIO様を倒そうなどと思い上がった考えは・・・・・正さねばならんからな・・・・・・」
グオッ
スタンドはそう言って両腕に持ったアヴドゥルの腕を食う
ガフ ガジッ ガゴッ
ボッゴォーッ
ヴァニラ・アイスのスタンドの口の中に入ったアヴドゥルの腕が消滅する
目をむくポルナレフ
「ひとりひとり」
ゴゴゴゴ
口の中から顔をのぞかせるヴァニラ・アイス
「順番に順番に」
ゴゴゴゴ
ヴァニラ・アイスは言う
ゴゴゴゴゴゴゴ
「このヴァニラ・アイスの暗黒空間にバラまいてやる」
スタンドの口の中から顔をのぞかせて言うヴァニラ・アイス
ガタガタガタガタ
震えるイギー
ゴゴゴゴ
「うそだ・・・・・・・」
ポルナレフが言う
クオオオォオ
そしてまたスタンドは自分の口の中に自分の体を収納させて小さくなっていく
「アヴドゥルを・・・・・・・・殺したなどと・・・・・・・・」
つぶやくポルナレフ
ハーハーハーハー
ものすごい形相で息を荒げるイギー
「ウソをつくなああああああああ----ッ」
叫ぶポルナレフ
ドンッ
瞬間ポルナレフのスタンド、シルバーチャリオッツが飛び出て一気にヴァニラ・アイスのスタンドより遠くに行く
「・・・・・!?」
驚くスタンド
「なに・・・・・・?ポルナレフのスタンドが・・・こんなに素早く しかも遠くまで攻撃できるなどと・・・・・・聞いていなかったぞ・・・・・・」
自分の背後まで来てしまったチャリオッツを見ながらスタンドの中のヴァニラ・アイスがつぶやく
イギーはそれを見守っている
「このドグサレがァァ-------ッ!!」
ズドバババッ
ものすごい勢いでラッシュ(連続攻撃)を繰り出すチャリオッツ
「!!」
ザグゥッ
剣の攻撃が当たったスタンド
「うおおおおおおおお」
ものすごい形相で叫ぶポルナレフ
ドドドドド
「おおおおあーッ!!」
ドババドバ
めちゃくちゃに剣を振り回し狂ったように攻撃するチャリオッツ
「!」
ビギビギビギ
イギーが壁にヒビが入ったのに気づく
ゴゴドド
「ウギッ!」
崩れる壁から逃げるイギー
ドドドオーン
轟音がとどろき壁が落ちる
ズドドドーン
「!」
「!」
その音に屋敷のどこかにいたジョセフたち3人が気づく
「なんじゃー?幻覚の風景が消えたと思ったら どこか館の向こうで何かが崩れる音がしたぞ・・・」
ジョセフが言う
「まさか・・・アヴドゥルとポルナレフたちでは?」
花京院が言う
「!」
振り返るジョセフ

ページ下には館の見取り図
一階入り口を入ると右手に朝食の間左に客間とクローク、クローク手前に階段
廊下になっている絵画ギャラリーの右手にWC左手に一階正面ホール
ギャラリーの突き当りがミュージックホールになっていてその右に図書室左には階段がある
図書室の奥には兵器室がありその奥になぜかキッチンコートやダイニング、バーがありその奥にも階段
屋敷の一番奥にはエンジンルーム、ボイラーがある
地下の見取り図は入り口の真下あたりにビリヤードルームがあり、そこに今ポルナレフたちがいる
その奥は倉庫長い通路がありキッチンの下あたりにはワイン倉(ここに今ジョセフたちがいる)、その奥にダービーとゲームした部屋がある
2階以上の見取り図は未公開

バァ--------ッ
一瞬にしてボロボロになるほど攻撃された部屋
壁は崩れ床は割れている
「ハアーハアーハアーハアー」
その中で一人息を荒げているポルナレフ
ガラガラ
「チクショオォー 手ごたえはあったが・・・・・・・や・・・殺ってねえーッ あっという間に小さくなって 空間に消えやがったッ!本体もスタンドも空間に消えやがったッ!うくっ・・・・・う・・・ううう」
ポルナレフが言う
うっうっ・・・うううう アヴドゥル・・・
ポルナレフの思い
チクショー アヴドゥル・・・・・・・てめーが!てめーの方から言ったくせに・・・
「あぶない イギー ポルナレフ!!」
アヴドゥルがポルナレフたちを助けたときの回想シーン
何かあったら『自分の身を第一に考えろ』『おれを助けない』といったくせに・・・うそつきめ・・・インドの時からてめーはよけいな事ばかりしてんだよォォ!
目を閉じ悲しみにくれるポルナレフ
「アヴドゥル!てめーはおれの事なんか!ほうっておけばよかったんだよぉ----ッ」
叫びながら頭を垂れるポルナレフ
ガオン!
その瞬間!轟音とともにポルナレフの頭の後ろを丸い軌跡が柱を削り取りながら通り過ぎる
「・・・・・・・・・・・・・・」
頭のすぐ後ろにポッカリと空いた丸い穴
それを見て驚愕するポルナレフ
臭いも音も無く いきなり空間からあらわれやがる・・・ 今、偶然しゃがまなかったらやられていた・・・・
運命が生きのびろといっているのか?アヴドゥルの遺志が 戦えといっているのか?
愕然とするポルナレフ
「移動しろっ!イギーッ!この部屋にいるのはやばいッ!」
ババッ
駆け出すポルナレフとイギー
バダム!
隣の部屋に駆け込みドアを閉めるポルナレフ
ガシ!ガシ!
そしてソファや戸棚など家具をドア前に置いて押さえる
イギーも立ち上がって前足で押さえている(かわいい)
ガオン!
だが一瞬でそのドアと家具にも丸い穴が開いてポルナレフとイギーは必死に逃げる
「くっ」
振り返るポルナレフ
「上だッ!イギーッ」
叫ぶポルナレフ
「上階へ行くんだ 階段をのぼれッ」
ドドドドド
階段を駆け上がるポルナレフとイギー
ガオン
だがその階段にも丸く穴が開く
なんとか階段の上までたどりつくポルナレフたち
そのあとの虚空に現れ徐々に大きくなっていくヴァニラ・アイスのスタンド
ボタッボタッボタ
したたり落ちる血
ゴゴゴゴゴ
スタンドの口の中から顔を現すヴァニラ・アイス
「このヴァニラ・アイスにキズを負わすとはたしかにDIOのいったとおりだ・・・ポルナレフ・・・は自分の生命危機や恐怖を克服した精神力を持っている・・・」
ゴゴゴゴゴ
スタンドの口から上半身を出しヴァニラ・アイスがつぶやく
「確実に追いつめて倒す・・・・・確実に・・・・・・わたしのスタンドは圧倒的に やつより勝っているのだ・・・・・・」
そしてまたスタンドの中に入りスタンドは口だけになり収束して消える
ガオン!
あとに残るのは丸い軌跡の穴だけ



←TO BE CONTINUED

(つづく)


ヴァニラ・アイスの執拗な追跡!
怖いですね〜くりぬいたように穴を開けながら追ってくるのがとんでもなくコワイです。
ドリルで開けた穴のようなヤツの巨大なのが、硬いものだろうが分厚かろうがかまわずに穴開けて追ってくる!
荒木先生はよくもこんな恐ろしいスタンドを考案したものですねえ
そしてイギーもポルナレフも怖くて立ちすくんでいる場合じゃあありません。
特にイギーはいつも自慢の鼻を頼りに敵を見つけていたのでイキナリ現れるというそれは
とんでもなく想像を超えていて、どう対抗しようか考えられないほどじゃあないでしょうか
犬の視力はそういいものでは無いと聞いています。
もうこれはポルナレフのにおいを頼りに、ポルナレフを追っかけて一緒に逃げるしか無いのかも知れませんね。

さてアヴドゥル・・・やっぱり死んだということですが
食われて死んだように見えるほど酷くてあっけない最期でしたね。
しかし私はこう考えます。
これからアヴドゥルを失った悲しみに耐えながらヴァニラ・アイスに立ち向かわなければならないポルナレフに比べると
さっさと死んだアヴドゥルはズルイほどラクだったと。
よくある「ボディ(死体)・カウントムービー」・・・つまり次々と人が殺されていく映画なんかで
最初の方に死んだ人は、たいていものすごく酷い死体を晒して死んでいますね。
殺人鬼が犯人だった場合、これは「見せしめ」と「警告」、そして自分の力を「誇示」するという意味があると思うんですが
それを差し引いても、私は最後まで逃げ惑うよりは先に死んだ方がマシだと思うんですよ。
まして、自分をかばって死んでしまったアヴドゥルのことを考えると悲しみもひとしおですし、
だからこそ自分は犬死にできないじゃあありませんか。
つらいわなーポルナレフ。
それに相手の手口もまだよくわかって居ません・・・殺されるときどうなるのかは目の前で見たというのに
ドアや家具で阻止できるものなのかも、武器で対抗できるのかもわからない状況です。
姿も音もニオイもなくいきなり現れる敵。
一体どうやって逃げれば・・・いや、アヴドゥルの仇をとるため、倒さなくてはいけません。
一体どうやったら倒せるというのでしょうか
地下にいるジョセフたちはすぐ駆けつけてくれるのか?
それともヴァニラ・アイスが先にジョセフたちの方に行ってしまい、ポルナレフがそれを助けるのか?
たった一人の敵を相手にポルナレフが、イギーが、ジョセフたちがどう戦うのか心配でしょうがありません。
あ、まだDIO様もいるし、他の手下も出てくるかも知れませんが、
この強さと個性を見る限りこのヴァニラ・アイスこそが、DIO様前の大ボスに違いはありませんね。

それでは詳しいツッコミは明日の『勝手にギアッチョ』でやります。
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!


ウルトラジャンプにはアンケートはありません。
が、プレゼント応募券に書く項目にはしっかり『面白かった作品』の項目が。
というわけでプレゼントが欲しくても欲しくなくても毎号出して『スティール・ボール・ラン』を応援することにします。



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