
これは、昔のジョジョをノベライズしてツッコミや感想を書いたコーナーです。
亜空の瘴気 ヴァニラ・アイス その6
「やったぜクソッタレッ!おめーの弱点はな・・・・・・ヴァニラ・アイスッ!」
空中に浮いたヴァニラ・アイスのスタンドの口に剣を突っ込んだチャリオッツが言う
ポルナレフは床に這いつくばっている
手前には血だらけで転がっているイギー
「おれがどこにいるのかを確認しようとする時!てめーはその暗黒空間から姿をあらわさないと外が見えないということさッ!」
ガバガバガバ
ヴァニラ・アイスの口に深々と刺されたチャリオッツの剣
そこからドクドクと流れる血
ぐったりとして転がっている瀕死のイギー
「しゃぶれ-----ッ おれの剣をしゃぶりながらくたばりやがれッ! このドグサレがァ-------ッ」
ポルナレフが叫ぶ
ヴァニラ・アイスの目
ガシッ!
ヴァニラ・アイスのスタンドがチャリオッツの首を掴む
「くわぁあああああああー!!」
叫びながらチャリオッツの首を絞めるヴァニラ・アイスのスタンド
「うっ ううッうう」
苦しむチャリオッツ
「ぐっ」
グギギ
ポルナレフの首にも指の跡がつき苦しむ
「こ・・・こいつ!のどを通して脳幹を串刺にしてんだぞッ!チクショーッ早くくたばれ!致命傷だぜッ!さっさと死にやがれッ〜〜〜〜〜〜!」
グギグギ
首を絞められながらもポルナレフは言う
グギギ ググ
ヴァニラ・アイスの狂気に走った目
「くたばりやがれッ!ヴァニラ・アイスーッ」
グリグリグリイ
もっと深く剣を突き刺してえぐるように回転させるチャリオッツ
ガシッ
ヴァニラ・アイスのスタンドはチャリオッツの左手をつかみ固定する
ググ ググ
ポルナレフの手も持ち上げられる
「グ・・・ぐぐう・・・・・」
「おれは死なん・・・・・苦痛を意に介しているヒマもない・・・・・・必ずきさまを仕留めるッ!必ずイギーを飲み込みジョースターどもを殺すッ!わたしが死ぬのはその後でいいッ!」
グボ
ガボ!ガボ!
口からドクドクと血を流しながらヴァニラ・アイスは言う
グギャリン!
掴んでいたポルナレフの手首をひねるヴァニラ・アイスのスタンド
「うおおおおおおおおお---------ッ!!」
苦痛で悲鳴を上げるポルナレフ
グギィ!
ひねられるポルナレフの左手
グイイイイ!
そしてヴァニラ・アイスのスタンドはその手をそのまま自分の口の中のヴァニラ・アイスの顔の後ろの空間に持っていく
闇に引きずり込まれる手
ズバババ
チャリオッツの左手の小指から3本と手のひらの端が粉々に砕けて消える
スパンスパンスパン
そしてポルナレフの指も次々と斬り飛ばされていく
「うおあああああああああっ」
叫ぶポルナレフ
「野郎ォ-----ッ」
剣をヴァニラ・アイスの口から引き抜くチャリオッツ
ズボッ
「お利口だ・・・・・剣を引き抜いてくれたな」
つぶやくヴァニラ・アイス
「今度こそあの世へ行きやがれーッ」
叫びながらもう一度剣で斬りかかるチャリオッツ
ドヒャアァ
バ!
それを手で制するヴァニラ・アイスのスタンド
ドス!
ヴァニラ・アイスの前に出した手に命中するチャリオッツの剣
しかし動じない表情のヴァニラ・アイス
「!!!」
驚くチャリオッツ
「この腕がおれを刺した悪い腕かッ!」
スッ
そう言いながら手刀を振り上げるヴァニラ・アイスのスタンド
ドギャッ!
そしてその手は剣を持ったチャリオッツの右手に振り下ろされる
「フン!」
自分のスタンドの右手を貫く剣などもろともせずにすましているヴァニラ・アイス
ボッ
折れ曲がるチャリオッツの右腕
「うげェーッ」
叫ぶポルナレフ
不気味な音をたて折れるポルナレフの腕
ブギブギ
「フン フン!フン!フン!フン!フン」
バキ!バギ バギバギバギ
フンフン言いながら何度もチャリオッツの腕を攻撃するヴァニラ・アイスのスタンド
「この野郎ォォォォ------ッ!!」
叫ぶポルナレフ
ドゴオ!
足でヴァニラ・アイスのスタンドを蹴り上げるチャリオッツ
「ゲ!」
ヴァニラ・アイスのうめき声
ズバーッ
蹴った反動で離れ離れになって吹っ飛ぶチャリオッツとヴァニラ・アイスのスタンド
「チクショーッ 蹴りを入れて突き飛ばさずにはいられなかったッ!マズイッ!!」
吹っ飛びながら叫ぶチャリオッツ
「フフフ」
クルクル
一方ヴァニラ・アイスは余裕の表情で空中で回転している
「や はやり・・・また空間に姿を消す気だ!」
あせるポルナレフ
ドーン
後ろの壁を蹴って反動で戻ってきたチャリオッツ
「そうはさせるかッ!」
ビシューッ!!
空間を斬りつけるチャリオッツ
「切った!ッ し・・・しかし!」
切ったままのポーズで言うチャリオッツ
「姿を消されてしまった!や・・・やばいッ!」
キョロキョロ
周りを見回すチャリオッツ
ガオンッ
「!!」
その瞬間!ヴァニラ・アイスのスタンドがチャリオッツの左の太ももの上あたりをかすめていく
ボゴオッ!
同時にポルナレフの太もももズボンごと裂けて血が吹き出る
うげっ!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
自分の足を見るポルナレフの目
「くそッ!足をやられた・・・く 動けねえ・・・・・ だが オレの方も痛みを気にしているヒマはねえ!・・・・・・あともう少しでとどめを刺せるところまで行ったのに・・・・・・奴はなんというか・・・執念を持っている!クレイジーだがDIOに仕えるという執念を持っている!・・・・・・その執念に圧倒されるなッ!おれの方だって てめーをブッ殺すまでは死ねねーぜッ!」
心の中で考えを巡らせるポルナレフ
「砂を舞いあげてヤツの軌跡を読むんだッ!」
グワッ
剣先で砂を撒くチャリオッツ
グワアアァ
砂の舞う空間に丸くヴァニラ・アイスのスタンドが進んでくる軌跡が描かれる
「!!」
それを見てハッとするチャリオッツ
「野郎オッ!きやがったッ!!」
立ち向かうチャリオッツ
「くらえッ!」
ドシューッ
丸い輪の中に剣を突っ込むチャリオッツ
ガオン!
次の瞬間、チャリオッツの背後に大きな丸い穴が開きそこからカイロの町が見える
チャリオッツはしゃがんでいたが突き上げた剣の先が無くなっている
「!」
スカ!
キレイにスッパリと切り取られたようなチャリオッツの剣の先
「だ・・・だめだ!切りつけたが剣先を飲み込まれちまったッ!
やはり暗黒空間に姿を消してる時は奴を攻撃することは不可能だッ!こっちが一方的に飲み込まれるだけだッ!」
するとさっきの穴のとなりにもう一つ穴が開く
カオン!
辛くも避けるチャリオッツ
その瞬間、丸い軌跡が頭上に見える
「!」
ガオン
間髪入れずに床に丸い穴が開く
飛び上がって避けるチャリオッツ
ガオン!
次は床の下からまた穴が開く
ガオン!
宙返りして避けるチャリオッツ
ドン!ドン!ドン!ドン!
壁にパンチ穴を開けるように丸い穴が次々と開く
ギリギリの状態で逃げ惑うチャリオッツ
「めったやたら建物を飲み込んでいるぞッ!くそったれッ!」
叫ぶポルナレフ
「奴め!姿を見せたらおれに殺される危険があるからおれのいる所にだいたいの見当をつけて『数撃ちゃ当たる』作戦に出たかッ!」
体勢を整えようと上を向くポルナレフ
ドゴーッ
その時チャリオッツの顔の真横を丸い穴が開いて通り抜けていく
チャリオッツの頬が少しそげて血が出る
「いいカンしてるぜッ!このままでは奴に触れてしまうッ!チャリオッツをここまで戻さねばッ!」
ポルナレフの頬も少し傷ついて血が出ている
ガシッ
イギーを掴むチャリオッツの手
ドキーン
まっすぐポルナレフの方へ飛んで来たチャリオッツ
ガオーン
ガオン
その時壁側からえぐるように軌跡を描き、床を円の軌跡がポルナレフから5mほど離れたところを通っていく
「!!」
ゴッ
「うぐっ
ムチャクチャやるヤツだ・・・・・・館の壁がなくなっていくぜッ!」
遠く離れていくヴァニラ・アイスのスタンドの軌跡を見ながらポルナレフはつぶやく
ドゴーッ
壁を横に斬るように部屋の形に沿って通っていくヴァニラ・アイスのスタンドを呆然と見ているポルナレフ
ドドド
壁を崩され屋敷の外壁も崩れかけていく
ガオン
並んだ柱も喰い跡のように削られていく
ガオン
床にもミゾが掘られていく
グルォォオオオオオ
ポルナレフの周りを一周しまだ移動しているヴァニラ・アイスのスタンド
「ち・・ちがう・・・・・・」
つぶやくポルナレフ
ドグォオッ!
床に円形の溝を掘りながらポルナレフの周りを進んでいくヴァニラ・アイスのスタンド
「おれの推理は間違いだ!だいたいの見当をつけて『数撃ちゃ当たる作戦』をするつもり・・・・・・というのはおれの考え違いだ!奴の動きは計画的だッ!」
あせるポルナレフ
グオオッ
「奴は円の軌跡を描いて動いているッ!」
曲線を描き動くヴァニラ・アイスのスタンド
「その円はッ!おれを中心にしだいに小さくなってきているッ!」
ゴッ
さっきより近くなって来たヴァニラ・アイスのスタンドの軌跡
「軌跡は渦巻きのようにッ!蚊取り線香のようにッ!おれに迫っているッ!!そしておれがどこにいるか奴が姿をあらわして見なくてもいずれブチ当たるッ!」
並んだチャリオッツとポルナレフ
軌道はすぐ脇を駆け抜ける
ポルナレフのつま先の無くなった足とえぐれた太もも
「奴の策にはまっちまったッ!こ・・・この足で奴の動きから身をかわせるだろうかッ!」
ゴッ
どんどん近づく軌跡
「ゆ・・・・・床をくりぬいて逃れるんだッ!」
ガッガッガッ
チャリオッツの剣で床を掘ろうとするポルナレフ
しかしチャリオッツの剣は剣先が折れていて少ししか掘れない
「だめだッ!くりぬいている時間がないッ!」
ゴオォーッ
そして一周回って近づいた軌跡はもうポルナレフの居る位置にまっすぐ突っ込んでくる
「つ・・・突っ込んでくるぞォ-------ッ!」
叫ぶポルナレフ
←TO BE CONTINUED
(つづく)
えーいい加減更新が遅れていますが、別に旅行してたとか体調が悪いとかじゃあありません。
ただただ多忙です。
2月から掃除のバイトを始めたのに加え、4月からスポーツジムのプログラムが変わり
今まで週に20時間ほど行ってたのがさらに増えたのが原因です。
体壊すってマジで。いやホント鍛えるの通り越して故障しています。
バイトも肉体労働なので帰ると死んだように眠ってしまいます。
これではイカンということで、ジム行く時間を泣く泣く減らすと共に、打開策を考えたんですが
「毎日更新」を一旦やめると、このままフェイドアウトしてしまいそうなので新コンテンツで乗り切って行こうと思います。
それは「コンテンツを更新出来ない日にはジョジョ関連の話題で日記やエッセイを書く」というもので
前も少しやっていたのですが『ジョジョ日記』というコンテンツ名で立ち上げようと思います。
そういうわけでよろしくお願いいたします。
さて絶体絶命のポルナレフ。
おかしいですヴァニラ・アイス。舌を噛んだだけでは人は死ねないらしいですが
フェンシングタイプの剣を舌からノドへ、そしてそこから首の後ろへと深々と突き刺されているのに
死ぬどころかしゃべってますよこの男。
うーむ、DIO様の血で生き返ったから不死身になっているんでしょうか
ところで昔、お祭りの綿菓子の割り箸かなんかが、転んだ拍子に鼻の奥に刺さってそれでも死ななかったとか、
ふざけて振り回したカサの先がノドの奥から脳に達するほど深く突き刺さっても、致命傷にはならなかったとかの話があったような気がします。
爆発かなんかで目の下から鉄の棒が突き刺さって頭の後ろに抜けたけど、うまく脳の大事なところを避けたので
棒を抜く手術だけで助かったという話もどっかで聞いたんですが、人間の脳っていうのは案外余裕があるみたいですね。
でも『脳幹』というのは小さな部分ですが、生命にとってすごく大事な呼吸中枢などを司っているから
首や背筋の真ん中は致命傷になるようです。
たしか『必殺仕事人』という時代劇ドラマだったと思いますが
かんざしで首の後ろをちょっと刺しただけで人を殺す殺し屋が出てましたよねえ。
和田アキ子はこのシリーズで、ただただ暴力で殴り殺していましたが。
痛みも感じない、死にもしない恐ろしい敵ヴァニラ・アイス。
しかも強い、早い、頭もいいということで
ポルナレフはすっかりワナにハマッってしまいました。
コワイですよねえどんどん近づいてきてしかも早くて逃れられない。
これと似た状況が何かあったなあと思ったんですが、思い出しました
ナワトビで「ダブルダッチ」というのがあるでしょう
あれすごく難しいんですよね・・・いや、カンタンに出来る人は出来るんでしょうが
二つの縄の間をくぐり、中に入って飛んで走り抜けるというのはなかなかの恐怖です。
ヒュウヒュウ言う二本の縄、パチパチと床を叩く音
当たってもそう痛くは無いんでしょうけど、私はどうしてもそれが迫り来る電気ノコギリというか
そう、このポルナレフの状況のような感じがして、どうもうまく飛び込む事が出来ませんでしたねえ・・・
1本の縄ならちゃんと見て避けて飛べるんですが、二本が交錯している間をすり抜けるのはどうもコワイです。
あーリベンジしたい!半年くらい前に1時間ぐらい挑戦したんですがダメでしたねえ
あとケン玉も飛んでくる球がけっこう怖かったです。
あれもヒモに結ばれた球が円の軌跡を描いて飛んでくるし・・・このヴァニラ・アイス編のトラウマのせいでしょうか。
ポルナレフの足のケガはもう縫うとかキズを押さえるなんてコトじゃ済まないほどのモンになってしまってます。
足先が無くなっただけでも歩けないっていうのに太ももをえぐられて・・・
「ガオン」の軌跡にブチ当たる前に出血多量で死にますよ!
あー救急班の居ない3部って本当に痛々しい!
クレイジーダイヤモンドで完全治癒なんて贅沢は言わない
ゴールドエクスペリエンスで痛いながらも「部品」作って補完してもらおうなんてのももったいない
6部のFFのミジンコで充填してもらう程度でいい。もしくはSBRのホット・パンツの『クリームスターター』の肉スプレーで。
それくらいの治療も出来ないで痛みをこらえながら戦うポルナレフが文字通り痛々しい!!!
今トレーニングのしすぎで両モモがズキズキ痛むので(明日はもっと痛くなる予定)なおさらそう思います。
それでは詳しいツッコミは明日の『勝手にギアッチョ』でやります。
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!
ウルトラジャンプにはアンケートはありません。
が、プレゼント応募券に書く項目にはしっかり『面白かった作品』の項目が。
というわけでプレゼントが欲しくても欲しくなくても毎号出して『スティール・ボール・ラン』を応援することにします。